ルーテシアラリー5(画像: ルノー・ジャポン発表資料より)

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 ルノー・ジャポンは21日、11月10日〜13日に愛知県・岐阜県で12年ぶりに開催されるFIA世界ラリー選手権第13戦ラリージャパンにルノー・ルーテシアを投入し、参戦することを発表した。ドライバーは国沢光宏。コ・ドライバーは木原雅彦、監督は本郷仁、チームエンジニアは喜多見孝弘。

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■参戦概要

 参戦する車両はルーテシアラリー5で、参戦するクラスはRC5/Rally 5と呼ばれるクラス。ゼッケンは47番で参戦するのはチーム「kunisawa.net」。期間中は正規販売店からメカニックを派遣し、常にサポートできる体制を整える。

■ルノー・ルーテシア概要

 ルノー・ルーテシアは、ルノーを代表する1台。参戦するルーテシアラリー5は、日本では競技用のみ登録が可能となっているため、今回の参戦に当たってはラリー専用ナンバーをつけて走行する。エンジンは1300ccのターボエンジンを搭載。

 日本で販売されているルーテシアもガソリン車は1300ccターボエンジンを搭載しており、ハイブリッド車は1600ccエンジンを搭載。最高出力はガソリン車が131馬力、ハイブリッド車は91馬力にモーター出力の49馬力が加算される。

 主な装備はLEDヘッドライト、アクティブクルーズコントロール、アクティブエマージェンシーブレーキ、7インチマルチメディアEASY LINKなど。ハイブリッド車はF1の技術をふんだんに取り入れた独自のハイブリッドシステムを採用している。

■ラリージャパン概要

 今年ついに開催されるラリージャパン。愛知県や岐阜県を舞台に繰り広げられる。WRCに参戦するチームは、TOYOTA GAZOO Raing WORLD RALLY TEAM、TOYOTA GAZOO Raing WORLD RALLY TEAM NEXT GENERATION、M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAM、HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAMの計4チーム。

 なお日本人で唯一フル参戦しているドライバーの勝田貴元は、TOYOTA GAZOO Raing WORLD RALLY TEAM NEXT GENERATIONに属している。母国凱旋レースとなるラリージャパンでの走りにも注目だ。