打撃戦を制す・鹿児島城西

<第151回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:鹿児島城西12−4国分中央>◇10日◇3位決定戦◇平和リース

 3位決定戦は鹿児島城西17安打、国分中央11安打、両者計28安打の打撃戦になった。

 先手をとったのは鹿児島城西。2回表に3連打で満塁とし、7番・安達 光信(2年)の中越え二塁打、9番・田畑 諒太郎(2年)の中前2点適時打で計4点を先取した。

 3回にも1点を加えた鹿児島城西は5回、4番・明瀬 諒介(2年)が今大会4本目となる本塁打で2点を加えた。

 立ち上がりから安打は出て、好機は作るも得点に結びつかなかった国分中央は5回裏、4安打を集中し、2番・柳田 悠太(2年)、3番・谷口 兼信(2年)の連続適時打で2点を返す。

 7回表、鹿児島城西が5番・池野 航太(2年)の中前2点適時打でリードを広げれば、その裏、国分中央も5番・東田 誠矢(1年)の内野安打、7番・福永 彪馬(1年)の犠飛で2点を返して食らいつく。

 鹿児島城西は8回表に4安打を集中して3点を加え8点差とすると、その裏を4番手の内田 祭人(2年)が三者凡退で打ち取り、コールド勝ちで打撃戦を制した。

(取材=政 純一郎)