久保建英のアシストでレアル・ソシエダが勝利 photo/Getty images

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レアル・ソシエダは16日にELグループステージ第2節でオモニアと対戦。日本代表の久保建英はベンチスタートとなった。

19日にリーグ戦を控えていることもあってアシエル・イジャラメンディやアンデル・ゲバラ、ジョン・カリカブルと控え組が先発を果たす。

ボールを握っているのはラ・レアルで、前半終了時の支配率は72%と非常に高い数字を残した。相手にシュートすら打たせておらず、30分そのゲバラのミドルシュートで先制に成功する。なかなか崩せない時間が続いたが、今季リーグ戦やELで出番を得られていなかった男が躍動する。

61分ラ・レアルは久保建英、アレクサンデル・セルロート、ロベルト・ナバーロの3人を投入し攻撃のギアを上げる。その久保は攻撃面で魅せる。様々なポジションに顔を出して受け手として攻撃を前進させ、セルロートとのワンツーからボックスに侵入する場面もあった。

しかしラ・レアルは72分に失点を喫してしまう。敵陣からのロングボールをDFアリツ・エルストンドが上手く処理できず、ブルーノにゴールを許すことに。

追い付かれ引き分けかと思われたが、久保とセルロートの投入された2人がその役割をこなす。相手ゴールキックの流れから久保がディフェンスラインの裏のスペースに抜け出すと、並走するセルロートに逆足の右足でラストパスを供給。ノルウェー代表FWはボックス内で合わせ勝ち越し弾を挙げる。セルロートは移籍後初ゴール、久保も初アシストとなった。

レアル・ソシエダ 2-1 オモニア

[得点者]
30分 アンデル・ゲバラ(レアル・ソシエダ)
72分 ブルーノ(オモニア)
80分 アレクサンデル・セルロート(レアル・ソシエダ)