台湾、早ければ来月にも入国隔離「0日」に 初旬は実施可能性低く=指揮センター

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(台北中央社)中央感染症指揮センターの荘人祥(そうじんしょう)報道官は15日の記者会見で、新型コロナウイルスの水際対策として入国者を対象に実施している検疫措置について、来月にも入国後の在宅検疫(外出禁止)期間を「0日」とする可能性があると明らかにした。一方で、全体の感染状況を分析する必要があるとし、来月初旬に実施する可能性は低いとの見通しを示した。

現在は在宅検疫を3日間、必要最小限の外出を認める「自主防疫」を4日間としている。実施を予定している緩和措置では、在宅検疫期間をなくす一方で、自主防疫を7日間とする方針。

(陳婕翎/編集:名切千絵)