【精神科医が教える】 精神科の患者さんが抱える「心の病」の実態とは?

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増刷を重ねて好評多々の感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』の出発点となった「1秒シリーズ」の第1弾『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』から、きょうのひと言!
生きていれば、健康や経済的な不安が高まることがあります。それが“精神的な病”を引き起こしてしまうケースも。適切な治療を受けなければ、睡眠障害や摂食障害、さらには自殺願望を抱くことにつながる可能性さえあります。
精神科医は、うつ病、ADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)、双極性障害、統合失調症、睡眠障害、摂食障害、薬物依存症、てんかん、認知症――など、日々患者さんが抱えるさまざまな問題に向き合っています。その多くは「心の病気」と総称されることもありますが、精神科医Tomy先生は患者さんに違ったふうに説明しているそうです。そのワケとは?
※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

心の病気じゃなくて…

アテクシ、患者様に説明するとき、
「心の病気じゃなくて、
脳の機能の問題なんですよー」
というようにしているわ。
そっちの方が的確な表現だと思うし、
「心の病気」って表現は
ちょっと無神経な気もするから。
心は心で、病気とか正常とか
そういう括りではないと思うの。

※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)り一部を抜粋・編集したものです。ぜひチェックしてみてください!