セルタ戦に先発したチュアメニ photo/Getty Images

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カゼミロの穴はすぐ埋まるのか。今夏にカゼミロをマンチェスター・ユナイテッドへ売却したレアル・マドリードは20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節のセルタ戦で中盤にルカ・モドリッチ、エドゥアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニの3名をチョイスした。

やはり注目はモナコから加わったチュアメニだろう。本来はカゼミロのバックアッパーとして1年を過ごしながら徐々に主力へとのシナリオだったはずだが、カゼミロの退団によって状況は変わった。今後はスターターの機会も増えるだろう。

セルタ戦でもそのパフォーマンスが注目されたが、結果は上々だ。守備面ではチームトップとなる4回のクリア回数、3回のインターセプトを記録し、攻撃面では68本のパスを出し、成功率も89.7%と安定していた。

さらにドリブル成功数は3回、チャンスメイク3回もチームトップタイだ。データサイト『WhoScored』は得点を決めたモドリッチ、FWヴィニシウス・ジュニオールに次いで3番目に高い7.68点の評価をつけており、カリム・ベンゼマやフェデリコ・バルベルデらも抑えている。

もう少しテストは必要だが、チュアメニ、カマヴィンガの若きフランス人MF同時先発に可能性を感じたサポーターも多いはず。1か月後の9月18日にはアトレティコ・マドリードとのダービーマッチもある。この1か月でチュアメニがフィットしていれば大きいが、カゼミロの後継者となるか。