ハダースフィールド中山雄太【写真:Getty Images】

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ストーク・シティ戦で移籍後初ゴール、EFLの週間ベストイレブンに選出

 イングランド2部ハダースフィールド・タウンの日本代表DF中山雄太はEFL(イングランドフットボールリーグ)チャンピオンシップ第3節のストーク・シティ戦(3-1/8月13日)に先発フル出場し、セットプレーから先制点を決めた。

 その活躍により、EFLの週間ベストイレブンに選出された。

 リーグ戦では初スタメンを飾った中山は3バックの左センターバックとして起用された。すると0-0で迎えた前半40分、CKのチャンスからヘディングシュートを決め、移籍後初ゴールでチームに先制点をもたらした。試合は3-1でハダースフィールドが今季初勝利を収め、中山は開幕からの連敗ストップに貢献した。

 そんな中山はEFL公式ツイッターで発表された「チーム・オブ・ザ・ウィーク」に3バックの一角として名を連ね、ハダースフィールドからは唯一の選出となった。クラブ別ではロザラム・ユナイテッドからFWチドジー・オグベネとMFダニエル・バーレーザー、そして監督のポール・ウォーンの最多3人が選ばれている。

 このベストイレブンは「Whoscored.com」によるレーティングを基に選出が行われた。6.0からスタートする採点で中山の最終的な評価は7.94点(チーム2位)。唯一のシュートをゴールに結びつけた以外に際立っていたスタッツは、パス精度85%(チーム3位)、空中戦勝利数4回(チーム3位)、空中戦勝率67%(チーム2位)、クリア6回(チーム2位)だった。攻守両面で安定したパフォーマンがベストイレブン選出につながったと言えそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)