ロッテ・佐々木朗希 (C) Kyodo News

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● ロッテ 3 − 4 ソフトバンク ○

<16回戦・ZOZOマリン>

 ロッテは3連敗で借金5。先発の佐々木朗希投手(20)は6回3失点10奪三振と力投したが、打線の援護に恵まれず3敗目(6勝)を喫した。

 後半戦2度目の登板となった佐々木。初回は3番・牧原大をフォークで空振り三振に仕留めるなど、3者凡退の好スタートを切った。

 しかし2回、先頭の4番・柳田の先制となるソロ被弾。カウント1−1後の内角カーブを右翼席へ運ばれた。さらに一死後、6番・中村晃、続く柳町に連打を許し二、三塁のピンチを招くと、8番・川瀬の投前スクイズを本塁へグラブトスしようとしたが空振り。自らの失策も重なり2点目を失った。さらに、続く甲斐にもスクイズを決められ3失点目。3本の長単打に小技を絡められた。

 それでも3回以降は持ち直し、4回途中から5者連続三振をマーク。6回は柳田とデスパイネを空振り三振に仕留め10奪三振に到達した。

 佐々木を援護したい打線だったが、前夜完封負けの打線はこの日も元気がなく、6回までの援護点は1番・荻野の適時二塁打による1点のみ。この一打で通算1000安打を達成した荻野は、8回に3号ソロを左翼席へ運び計3安打2打点と活躍した。しかし、その他の野手が沈黙し、2点を追う9回の反撃も1点止まり。佐々木朗は6回91球、5回3失点、10奪三振無四球の力投も実らず、自身2連敗となる今季3敗目を喫した。