B・シウバとバルセロナが個人合意に? シティの22-23シーズンは苦戦の年になるか
マンチェスター・シティは今夏の移籍市場でベルナルド・シウバを失うかもしれない。
英『Daily Mail』によればバルセロナはB・シウバを今夏の移籍期間の終盤に獲得できることを確信しているという。すでに個人的な合意には至っており、クラブ間での合意を得るだけのようだ。
そのためには様々な障壁があり、その一つにフレンキー・デ・ヨングの売却がある。しかしデ・ヨング本人は残留を希望しており、彼の去就が最大の障壁か。また解決に向かっていたとされる新戦力の選手登録問題も解決できていないようで、西『SPORT』は約200億円の資金調達が必要になると伝えている。バルセロナはこの解決策として先日売却に合意した「バルサスタジオ」の売却割合を高めることでこの窮地から抜け出そうとしているようだ。
候補として名前が挙がっているのが、リヨンのルーカス・パケタだ。攻撃的な中盤であり、昨季のリヨンでは9ゴール6アシストを記録している。守備でも献身的な姿勢を見せるプレイヤーではあるが、B・シウバの穴埋めとはならない。ポルトガル代表MFのように育てていくのかもしれないが、戦力ダウンは間違いない。
シティは今季ストライカーが2人加入しており、転換期を迎えている。そこに中盤での新たな変化が訪れれば近年の高い強度を誇っていた中盤を維持するのは難しい。さらにバルセロナは移籍市場の終盤にB・シウバ獲得を目指しており、シティは短い時間で代役を確保する必要がある。もしB・シウバが放出となれば22-23シーズンは思ったよりも難しいシーズンになるかもしれない。