1日の予算は「2000円」。それでも節約が苦にならない理由
貯蓄したいなら、給料日後こそ大事なんです。家計管理術を発信するインスタグラマーのあかりさんに給料日後のルーティンを教えてもらいました。
3STEPで赤字ゼロのやりくり!給料日後ルーティン
もともと浪費家で、給料日前は毎月赤字だったというあかりさん。子どもの貯金にまで手を出してしまった苦い経験から、本気で家計を見直そうと決意。1日2000円の生活費でやりくりする家計管理をしています。
給料日前は、全財産一覧表と給料振り分け帳をつくるそう。そして、給料日後は、1日2000円の生活費と先取り貯金を振り分け。シンプルな家計管理と簡単家計簿で、ストレスゼロのやりくりを実現しています。その給料日後の3つのSTEPを紹介します。
【STEP1】生活費をおろして分ける
給料日後には、まず1か月の生活費をすべておろしてから仕分けます。
●1日の予算2000円を1か月分用意する
生活費はすべて千円札で給与口座からおろし、1日の予算2000円を1週間分ずつ袋分けして管理。「あとは、袋から毎日2000円ずつ財布に入れるだけです。使わなければお金が増える楽しみがあり、節約が苦になりません」
●あかりさん流「1日2000円」ルール
・前借りは厳禁!
・食費や日用品に使う
・使わなかったら翌日に繰り越し
●医療費を1万円おろす
医療費の予算は1万円。「残ったら翌月に繰り越し、美容院代や整体代に使います。体調管理に気をつけていれば美容にお金を使えるので、健康へのモチベーションも上がります」
【STEP2】先取り貯金を口座に入れる
先取り貯金は給料日前に翌月の予算と貯金額を決めておくことがポイントです。
●給料日前に決めた先取り貯金額を入金する
給料振り分け表に従い、その月の生活費の予算を給与口座から引き出し。そのあと、教育費用の先取り貯金を子どもの口座に入金。「教育費は、中学入学までに1人1000万円が目標!」
●銀行へ行くときについでに小銭貯金する
小銭をコインケースに貯めておき、銀行に行くついでに郵便局で貯金。「硬貨が50枚以上だと入金手数料がかかるので、50枚用のコインケースがいっぱいにならない程度で預けます」
【STEP3】買い物したら家計簿に記入
1か月の支出は一覧にして見やすくしておくと、使いすぎにも早く気づけます。
●スーパーで買い物したときだけ家計簿へ記入
1か月の支出が把握できるように、カレンダー式のオリジナル家計簿を作成。「スーパーで買い物をしたときだけ、そのほかの出費と合わせて日付欄に費目と金額を記録します。1枚のシートに収まるので、あとから見直すときも簡単」
●赤字が防げる 家計簿のPoint
記入には時間をかけない
家計簿の場所は、冷蔵庫の扉が定位置。
「買ったものを冷蔵庫に入れるついでに、家計簿もパパッとつけます。イスに座って、家計簿を開いてという手間がなくてラク」
無買デーにはシールをはる
なにも買わない無買デーにシールを貼付。「月10日を目安に無買の日を設定。がんばりが目で見てわかり、やる気もアップします!」
1の位はきり上げて管理
記入は徹底して簡略化。「おおよその額がわかればいいので、1円単位はきり上げます。内訳も買ったものを細かく記載するのではなく、費目だけでOK。週末ごとに集計して使いすぎをチェックします」