電気代がかかる家電は3位電気ケトル、2位テレビ…最新おうちの節電対策
エアコンがフル稼働する熱い夏は、電気代が気になるところ。少しでも安くするためのポイントを解説します。節約したい人は必見! おうち家電の電気代ランキングも発表します。
気になる夏の電気代。コスパがいいのはどっち?
日中、家族が家にいることの多い夏は、家庭の電気代が気になる季節。少しでも節約するために、できることはあるのでしょうか? 気になる節約のあれこれを紹介します。
●コンセントは差しっぱなしvsこまめな抜き差し
抜いた方がおトク! でも、ほぼ変わらない。
家にある電化製品はスイッチをきっていても待機電力がかかります。使わないときはコンセントを抜いて電気代の節約を。
ただし、待機電力の高いエアコンでも年間7.8円とわずか。長時間使わないのにスリープになっているパソコン、秋や春のオフシーズンのエアコンなど、ムリのない範囲でトライを。
(エアコンは10畳用/エネチェンジ調べ)
●部屋の電気はつけっぱなしvsこまめに消す
こまめに消すのがおトク! ただし、蛍光灯はオンオフを繰り返すと寿命が短くなることも。
リビングの蛍光灯を24時間つけておくと、電気代は1日約46.65円に。こまめに消す方がおトクです。
ただし、蛍光灯は点灯時にもっとも電気代がかかるため、オンオフを繰り返すと逆効果の場合も。蛍光灯にも負荷がかかり、寿命を縮めるので注意。
(1時間の消費電力0.072kWh、1kWhの電気代27円の場合/エネチェンジ調べ)
●大手の電力プランvs新電力プラン
エネルギー系や携帯電話会社系の新電力プランがおトク!
電気代は大手電力会社より新電力のプランが割安。電気自体は大手電力会社と同じものを使うため、質も問題なし。地域や家族構成などで安いプランは異なるため、比較サイトで検討を。
今は燃料費高騰で経営が悪化している会社もあるので、石油会社や携帯電話会社系列など、インフラ系の会社を選ぶと安心。(エネチェンジ調べ)
意外と電気代のかかる家電
電気代がかかる家電は、1位エアコン、2位テレビ、3位電気ケトル。
●エアコンが第1位、電気ケトルも高め
・エアコン:年約27000円
・テレビ:年約5200円
・電気ケトル:年約2460円
エアコンや電気ケトルのように、瞬間的に負荷がかかるものは電気代も上がりがち。テレビは、画面が大きいほど電気代も上昇。(エネチェンジ調べ)
エアコンは12畳用を期間使用、テレビは55インチ4Kを1日4時間視聴、電気ケトルは1日2回1リットルを沸かした場合