50代からの「運」を味方につける習慣。ものを捨てる、口癖を変える…
年齢を重ねるごとにさまざまなステージに立ち、そこに挑んでいくには「運」もまた必要。50代で人気ブロガーの中道あんさんは、「50代こそ運を味方につけたい」と語ります。その運気を味方につける習慣について教えてもらいました。
50代からの運気を上げる習慣4つ
多くの女性が家族の世話に明け暮れ、子どもの手が離れたら親の介護がやってくる。
50代というのは、家族のための人生ではなく、自分のための人生が始まる年代だと思います。私も50代になってから、夢や自分の思いを叶えたいと思いチャレンジしてきました。それには、応援してくれる人に恵まれたり、運の力に助けてもらったりしていると感じています。特に運というのは形が見えないものですから、自分の思考や行動に左右されるものだと信じています。私が実際やっている、運がよくなる習慣をお伝えします。
(1)小さなことでも手を叩いて喜ぶ
「すごいなぁ」って人から褒められて気分を害する人はいないと思います。だからどんな小さなことでも、できたら「すごい〜」って自分の心の中でつぶやくようにしています。
嬉しいことがあったら顔の前で拍手をします。じつは拍手の音は喜びの音と言われています。たとえば神社の拝殿の前ではできるだけ大きな音が出るように手を叩きます。これは神様に「来てますよ」とお知らせする意味や邪気を祓うためにします。
手を叩くことで、良い氣を巡らせ運気を運んでくれます。だから、人に向けて心から「良かったね〜」「おめでとう」と拍手できる人には、相手だけでなく自分にも良い氣が生まれて運気が上がっていくと思います。だから、些細なことでも拍手をして喜ぶことを習慣にしています。おかげで、自分はとてもツイてる方だと思っています。
(2)「お金がない」は禁止ワードは使わない
普段私は、女性のキャリアなどの相談を受けることが多いです。その時に「得意なことがない」「時間がない」「自信がない」「やったことがない」などという言葉を使う人が少なからずいます。何ごとに対しても“できない”理由を探し出して「ない」にフォーカスする思考になっちゃうと自分の行動に制限をかけてしまいます。
私は、言霊(ことだま)を信じているので、自分の口から出た言葉が、その人の行動に直結すると思っています。だから「ない」という思考癖を「ある」に替える必要があります。私は「お金がない」と決して言わないと決めています。もしお金がなければ、何も買えずに困ってしまいますよね。本当は「ある」けれど、使えるお金が「ない」場合でも「お金がない」と言いがちになります。すると運気まで下がるように思いませんか。「ない」と言いがちな人は大抵無意識です。なので「ない」のではなく「ある」「つくる」と意識して言葉にしています。
「得意なことを見つける」「時間をつくる」「自信を育てる」「初めてする」「お金をつくる」みたに言いかえると未来がポジティブに変わりませんか。そしたら運気が上がってツイてる人になれるような気がします。だから、たとえ冗談だとしても「お金がない」とは言いません。
(3)ものを捨てて風通しを良くする
何か新しいことを始めるときには風通しをよくした方がいいです。まずは家の中を片づけることです。普段の生活で意識して気にしなければ、どんどん要らないものが溜まっていきます。例えば、後から読もうとしてそのままにしているDM。先シーズン一度も着なかった服。ひと通り読み終えた雑誌。このような、不要なものが家の中に溜まっていくと、まず空気が淀んできて氣の滞りを感じるようになります。これでは運気が逃げていきますよね。
もう役目が終わったのに、そのままにしてあるものをどんどん処分していきます。すると家の中に余白が生まれてすごくスッキリします。それに合わせて思考までスッキリとして、新しいことを始めてみようと前向きな気持ちになれます。何か新しいことを始めるときには自分の調子を整えておくことはすごく大事になってきます。なので要らないものをどんどん手放して身軽でいましょう。
(4)自分の調子を整える
自分が整えられた状態だと、前向きな気持ちになるので、何をやっても上手くいきやすいです。心と体が健康であることは何よりも運気が上がります。なので、自分の調子を整えることに気を配っています。例えば、私の場合はというと
(1) 夜更かしをしない
(2) お酒を飲みすぎない
(3) 甘い物を食べすぎない
(4) カフェインは控える
(5) 適度に運動する
(6) オシャレをする
(7) 朝起きたらメイクする
(8) 趣味を持つ
(9) 花を飾る
(10) 口角を上げる
暮らしにメリハリをつけることで、「ダラダラとしてやる気が起きない」ということが本当になくなります。主体的に行動できるようになるので、自分のいい状態をキープできるようになります。特に笑顔が増えると人が集まってくるので運気も上がります。
毎月1日は地元の神社に夢を叶えるためのお礼参りとしてお朔日参り(おついたちまいり)をします。40代には「神社」にいっても何も感じませんでしたが、50代を過ぎてからは清々しさを感じでてすっかり神社好きになりました。うっかりしてお参りをサボってしまったら、なんだか心地が悪い気分になります。これは歳をとったせいでしょうか。
でも、年々運気は上がっていき、私ってツイてるなと感じることがあるので、やはり運が良くなる、習慣のおかげかと思っています。