「主人の給料が安いため共働き。毎月カツカツ生活」手取り18万円の30代女性

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「私は既婚者で子どもが1人いますが、主人の給料が安いため共働きをせざるを得ません」

こう不満をもらすのは、福岡県在住の女性(30代後半/その他/正社員・職員)だ。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22

「子どものためになるべく残業はしたくないけど」

一家は夫婦別財布のようで、女性は家計状況について次のように明かす。

「主人の給料で家賃、光熱費、インターネット代の支払いをしていて、主人も毎月カツカツどころか赤字のときもあります」

家賃・光熱費・インターネット代で赤字になるということは、女性の夫の手取りもかなり厳しいのだろう。一方、女性の手取りは18万円だ。

「私は短大を卒業して、今の会社に事務職として就職したので入社して16年目になりますが、それでも手取り18万円で、給料はさほど上がってません。手取り18万円といっても10時間未満の残業をして手取り18万円です」

共働きするには子どもを保育園に預けないといけませんが、保育料も高く、なおかつ子どもの学資保険を毎月かけたりすると、手取り18万円では毎月カツカツ状態です。子どものためになるべく残業はしたくないけど、生活費のために働かなくてはならない。働いても毎月カツカツ生活です」

女性が負担しているのは、保育園代と学資保険代、食費や日用品費といったところだろうか。やりくりの仕方によってはカツカツ生活を抜け出せそうな気もするが。転職や昇給で手取りを増やせるといいが、まずは夫婦別財布を解消して家計を見直すべきかもしれない。