40代50代のカチューシャヘア。不自然に見えないおしゃれな取り入れ方は?
暑い夏でも取り入れやすく、パッと華やかなスタイル見にせてくれる「カチューシャ」。けれど、大人が使いこなすのは難しい…。「大人のカチューシャヘアがイタく見えないためのバランスを教えます!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。50代の読者をモデルに、大人のカチューシャ使いを教えてもらいました。
大人のカチューシャヘアは、前髪をおろすか上げるかで印象が変わる!
さとゆみ:最近、カチューシャヘアがすてきだなあって思っていて。
八木ちゃん:大人の方がカチューシャやバンダナを上手に使っていると、オシャレだなーって思いますよね。
さとゆみ:でも、大人のカチューシャってバランスが難しいですよね。やってみたいけれど、これであってるんだっけ? って不安になる。
八木ちゃん:そういう声はよく聞きます。今回は、カチューシャと前髪の関係を意識しながら、バランスのいいカチューシャづかいを伝授しますね!
●細めのカチューシャはおでこを出すのが正解
さとゆみ:よくある失敗が「ハチマキっぽくなっちゃった」というやつですよね。
八木ちゃん:あるあるです。とくに、細めのカチューシャを使う場合、カチューシャを高い位置にして前髪を下ろしてしまうと、ハチマキ感が出ちゃうんですよね。
八木ちゃん:これを防ぐには、カチューシャの位置をあまり高くせず、さらに、おでこも出してしまうのがいいですよ。バランス良く見えます。
さとゆみ:たしかに、全然バランスが違いますね。オシャレに見える。
八木ちゃん:カチューシャをあまり目立たせたくないという人は、黒や紺、グレーなどの、無地のカチューシャを選ぶのもいいと思います。
八木ちゃん:これだけだと寂しいのであれば、後ろの毛を片方に寄せるのもおすすめですよ。
八木ちゃん:片サイドに髪をよせるとき、パラパラ落ちてくるようでしたら、耳後ろに隠しピンを打っておくといいと思います。
さとゆみ:夏にもぴったりのさわやかアレンジ!
●スカーフなら太めにして前髪を出すのが正解
八木ちゃん:カチューシャだけではなく、手持ちのスカーフをカチューシャっぽくするのもすてきです。好きな太さに折って、えり足で結ぶだけなので、簡単です。
さとゆみ:コツはありますか?
八木ちゃん:スカーフの場合、一般的なカチューシャの太さよりも、やや太めに折るとオシャレに見えやすいです。そして、太くなる分、前髪を下ろしてもハチマキ感がなくなるので、前髪を下ろしたい人には、こちらがおすすめですね。
さとゆみ:たしかに、おでこを出して生え際を見せたくないという人には、これもいいですね。
八木ちゃん:スカーフは、ミニスカーフと言われるサイズのものが使いやすいです。シルクやポリエステルであれば上品な印象になりますし、コットンのバンダナのようなものでしたら、カジュアルな雰囲気になりますよ。
さとゆみ:スカーフやバンダナは、ちょっと派手かなと思うくらい、柄のあるものがハマる感じがしますね。私もさっそく、試してみます!