日本では5組に1組が不妊に悩み、50万人近くが不妊治療を受けていると言われています。 イラストレーターのオヨネさんもかつて、その1人でした。今回は、妊娠中のメガネ(夫)の気遣いのなさに悲しくなったお話です。

お店に電話してほしかった。妻の体調を慮れない夫にがっかり<オヨネの妊活いばら道19>

セックスレスや多様な苦難を乗り越え、なんとか子どもを授かることができた私たち夫婦。
どうにかツラいつわりも終わりかけとなった8月頃、二人の記念日を迎えようとしていました。

水しか飲めないつわり時期を終え、ごはんが食べられるようになったので、二人でちょっといいオシャレなごはん屋さんに行こうとなりました。

 

●予約してないの!?結婚記念日がまさかの事態に…

つわりの終わりかけとはいえ、今まで栄養もろくに取れず弱っていた身。
真夏ともあってへろへろ状態ではありましたが、なんとか二人ですてきな時間を過ごしたくて気合いで出かけました。

家から少し歩いたところにある人気のお店に行こうとなり、向かったのですが…。あろうことかメガネ(夫)はお店の予約をしていなかったのです。

 

行く店は決まっていたのですが、メガネ(夫)の「予約しなくてもなんとかなるだろう」精神をど忘れしておりました。「さすがに予約しているだろう」と、私自身も確認を怠ってしまったのです。

HPをすり減らしてヒィヒィ言いながらたどり着いたお店。
人気のお店だけあって、もちろん満員。予約の方のみ受けつけている状態でした。

諦めて違うお店に行こうかとなり、移動するも行くお店行くお店満席状態。そりゃぁね。人気のお店はいつもいっぱいですよ。人気なんだから…。

●全然心配も気にもしてくれない夫。体力は限界に

「移動する前に調べて電話しよう?」とヘロヘロの私は伝えましたが、「調べているうちに着くよ」とメガネ(夫)。

自分で電話すればよかったのですが、調べてるうちにどんどん先へ行ってしまうメガネ(夫)。
私のヘロヘロ具合を伝えているのに全然心配も気にもしてくれないメガネ(夫)。
他人のことに興味がない人間なのでしょうがないのかもしれませんが…。

とうとう何件か回ったのちに私の体力は限界に。
悲痛の叫びをあげ、結局その辺の居酒屋で記念日を過ごすことに…。別日にちゃんと予約して行ければよかったのかなぁと反省しました。

 

●コニュニケーション不足を実感した悲しい記念日に

そもそも予約すればよかったし、電話で席があいてるか聞いたらそんな苦労はなかったはず(自分でやればよかったですね。反省です)。

頼むからメガネ(夫)は一度妊娠とつわりを経験しておくれ!
こんな体調であなたは同じように歩けるのか? 体がしんどくても真夏に店を探し回れるのか!? ん!?
(熱が出ても牛丼食べられると言っていたのでもしかしたら平気かもしれない…)

こんなところでもコミュニケーション不足が仇となり、とても辛く悲しい記念日となったのでした。