業務スーパーで販売されている『おとなの麻婆豆腐の素』をご存じでしょうか。

ひき肉入りのレトルト麻婆豆腐です。豆腐を加えて加熱するだけで用意できる手軽さと、程よい辛口テイストが魅力的な一品。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

業務スーパー|おとなの麻婆豆腐の素|192円

業務スーパーにて192円(税込、税抜178円)で販売中。3袋セットの商品で、1袋あたりの内容量は200g(合計600g)。カロリーは1袋あたり227kcal(炭水化物 27.1g、食塩相当量 6.6g)。販売は神戸物産、製造は宮城製粉(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

以前紹介した際の商品は212円(税込)でしたから、20円の値下がり。原材料が微調整され、カロリーも微減しています(1袋あたり230kcalから227kcalに)。同じレトルトの『本格四川麻婆豆腐の素 辛口』(420g・246円)よりも手頃なポジションです。

調理方法は、まず本品1袋とさいの目に切った豆腐1丁(300g〜340g程度)を用意します。フライパンの場合は一緒に入れて弱〜中火で加熱し、ひと煮立ちすれば出来上がり。レンジ(500W)の場合は耐熱容器に移してラップをかけ、約5分チンしてから全体をさっと混ぜ合わせれば完成です(そのほうがラク)。

パッケージには1袋で3〜4人前と表記されていますが、豆腐を加えても成人男性の1.5食分ぐらい。大盛の麻婆豆腐丼が作れる程度のボリュームと考えればよいかと。

豆板醤の辛味とにんにくのパンチをメインにした味付け。ちょい強めの刺激感がある一方、米みそ由来の甘みもほんのり立って、バランスの取れた甘辛感です。一応花椒も加えてあるけど、シビレ感は弱めですね。

具材に大豆たん白と牛ひき肉が入っています。いずれも粗挽き感が立たない柔らかな口当たり。旨みは牛肉だしでカバーしてますけど、価格相応のチープさを感じるポイントです。

全体的な仕上がりは以前とほとんど変わらず。麻婆茄子などにアレンジしてもOKですし、安さと手軽さを重視するなら、まあまあ便利な選択肢に入りますよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

豆腐を用意するだけで作れる、3食セットのレトルト麻婆豆腐の素若干刺激感が強いものの、牛肉の旨みなどを加えたバランスの良い甘辛感クオリティは普通なので、簡単調理とコスパの良さを重視するなら買ってOK味の完成度を重視するなら『本格四川麻婆豆腐の素 辛口』(420g・246円)がおすすめ