選手会の会長に就任した吉田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本プロサッカー選手会は6月20日、定時総会と理事会を開催し新役員を選任。日本代表DF吉田麻也(サンプドリア)が新会長に就任したことを発表した。

 新任理事として副会長に権田修一(清水エスパルス)、戸嶋祥郎(柏レイソル)、監事として会計に早川史哉(アルビレックス新潟)、山田晃士(ザスパクサツ群馬)が加わったことも発表されている。

 新会長の吉田は公式HPを通じて声明を発表。プロサッカー選手としての先人たちに感謝を述べつつ、「近年における少子化や他のプロスポーツと競合する中で、私たち現役選手もプロサッカーの発展や、こどもたちにとって憧れの場であり続けるために何をすべきかを議論し、実現に向けていく必要があります」としている。
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 加えて、「そのためには私自身もJリーグ、欧州、日本代表で培った経験を日本サッカー全体に共有し、魅力ある日本サッカーの未来のために役員・選手一同とともに貢献してまいりたいと思います」と伝えている。

 また、副会長の大谷秀和(柏レイソル)、小池純輝(東京ヴェルディ)、山田大記(ジュビロ磐田)、清武弘嗣(セレッソ大阪)、増田繁人(ブラウブリッツ秋田)は留任することも併せて発表されている。

 吉田は6月末まででサンプドリアとの契約が満了する。33歳ベテラン戦士の去就にも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部