モッチリと弾力のあるパッケリにしみこんだ濃厚ソース「ボンゴレロッソ」【ワインと料理 ペアリングの愉しみ】
トマトの酸味が美味しく感じられる季節になりました。今回はトマトの酸味とアサリの美味しさが詰まった「ボンゴレロッソ」のレシピをご紹介します。
使用するパスタは大きな筒の形が特徴の「パッケリ」です。生地に厚みがあるので濃厚なソースによく合います。そのため、スパゲティーの場合には最後にソースをサッとからめて仕上げますが、今回はパッケリに味をしみこませるために煮込むレシピにしました。
少し長めに煮込むとモッチリとした弾力のある食感が味わえて美味しいように感じます。塩分はアサリから出る塩気のみですが、味をみて薄ければ塩で調味してください。
冷めても美味しいので、これからの季節は冷やしてモッツァレラチーズ、バジルを合わせた前菜にしてもいいですね。
■ボンゴレロッソのパッケリ
<材料> 2名分
パッケリ 14〜16個
塩 小さじ2
アサリ(砂出し:大粒) 20個
ニンニク(みじん切り) 2片分
オリーブ油 大さじ1.5
<ソース>
トマトピューレ 150g
水 大さじ5
白ワイン 大さじ4
パセリ(みじん切り) 適量
<準備>
・アサリは殻をやさしくこすり合わせるように水洗いし、水気をきる。
<作り方>
1、鍋に湯を沸かして塩を入れ、パッケリを表示の時間より「5分短く」ゆでる。
2、フライパンにニンニクとオリーブ油を入れ、弱火にかける。香りがたったらアサリと<ソース>の材料を加えて強火にし、煮たってきたら弱火にして鍋に蓋をする。
3、貝が開いたらアサリをいったん取り出し、ソースが残ったフライパンにパッケリを加える。アサリは約半量を殻から身を外す。
4、(3)を弱火で時々混ぜながら煮汁が少なくなるまで5分以上煮る。アサリを全てフライパンに戻し入れて合わせ、器に盛り、お好みでパセリを振る。
■ボンゴレロッソに合うイタリアワイン
今回合わせるワインは南イタリアで幅広く栽培されている土着品種、ファランギーナで作られた「ディ・マーヨ・ノランテ」です。
「マロラクティック発酵」をせずに作られた、豊かな酸と花の香りが特長のシンプルな白ワインで野菜料理や魚介料理、鶏肉のソテーなどによく合います。
これから暑い夏にぴったりの白ワイン。気軽に試してみてはいかがでしょうか。
(保田 美幸)
使用するパスタは大きな筒の形が特徴の「パッケリ」です。生地に厚みがあるので濃厚なソースによく合います。そのため、スパゲティーの場合には最後にソースをサッとからめて仕上げますが、今回はパッケリに味をしみこませるために煮込むレシピにしました。
◆冷やして前菜にしても◎
少し長めに煮込むとモッチリとした弾力のある食感が味わえて美味しいように感じます。塩分はアサリから出る塩気のみですが、味をみて薄ければ塩で調味してください。
冷めても美味しいので、これからの季節は冷やしてモッツァレラチーズ、バジルを合わせた前菜にしてもいいですね。
■ボンゴレロッソのパッケリ
調理時間25分
レシピ制作:保田 美幸
<材料> 2名分
パッケリ 14〜16個
塩 小さじ2
アサリ(砂出し:大粒) 20個
ニンニク(みじん切り) 2片分
オリーブ油 大さじ1.5
<ソース>
トマトピューレ 150g
水 大さじ5
白ワイン 大さじ4
パセリ(みじん切り) 適量
<準備>
・アサリは殻をやさしくこすり合わせるように水洗いし、水気をきる。
<作り方>
1、鍋に湯を沸かして塩を入れ、パッケリを表示の時間より「5分短く」ゆでる。
2、フライパンにニンニクとオリーブ油を入れ、弱火にかける。香りがたったらアサリと<ソース>の材料を加えて強火にし、煮たってきたら弱火にして鍋に蓋をする。
3、貝が開いたらアサリをいったん取り出し、ソースが残ったフライパンにパッケリを加える。アサリは約半量を殻から身を外す。
Point:この時にソースが少なければ水をヒタヒタになるまで足してください
4、(3)を弱火で時々混ぜながら煮汁が少なくなるまで5分以上煮る。アサリを全てフライパンに戻し入れて合わせ、器に盛り、お好みでパセリを振る。
■ボンゴレロッソに合うイタリアワイン
今回合わせるワインは南イタリアで幅広く栽培されている土着品種、ファランギーナで作られた「ディ・マーヨ・ノランテ」です。
「マロラクティック発酵」をせずに作られた、豊かな酸と花の香りが特長のシンプルな白ワインで野菜料理や魚介料理、鶏肉のソテーなどによく合います。
これから暑い夏にぴったりの白ワイン。気軽に試してみてはいかがでしょうか。
(保田 美幸)