「雑誌の表紙はグラドルの夢」週刊少年マガジンからグラビアを奪うな - 倉持由香
※この記事は2019年09月20日にBLOGOSで公開されたものです
BLOGOS読者の皆様、こんにちは! 尻職人こと倉持由香です。最近『週刊少年マガジン』のグラビアに反対している人たちが話題になっていますね。2019年8月31日をもって、成人向けの雑誌、いわゆるエロ本がコンビニから姿を消しました。
この流れから「エロ本だけじゃなく、少年誌のグラビアもけしからん!規制だ!」という人たちが現れたというわけです。
エロ本を規制できたからといって「はい次はこれ、はい次はこれ!」ってなんでもかんでも規制しようとする動きってとても怖いなぁ……と思うんですよね。
思春期の男の子が少年マガジンのグラビアを見て「水着の女の子ってエッチだな」ってムラムラするのは健全な男子の正しい反応です。人間の本能ですからね。それを抑えつけるのは一体どうなんでしょう?
ネットでいくらでもアダルト作品や無修正の画像が見られる時代。だったらスマホを規制した方がいいんじゃないか、パソコンもネットも禁止しようって話になりませんか? それに比べたらマガジンの爽やかな大原優乃ちゃんの表紙、最高じゃないですか! あれのどこが不健全なんでしょうか。
思春期に「これでみんなムラムラしているよ」という一般的な基準を知ることってとても大事だと思うんですよね。そうしないと後々爆発してしまう可能性が高くなってしまいそうで。若い頃に抑圧され過ぎちゃうと、開放された時に歯止めがきかなくなりませんか?
ずっとゲームを買ってもらえなかった子が大人になってからドカ買いしちゃったりするんですよね。漫画とかもそうですけど。そういう例ってオタク界隈で結構あるんです。好きなもの、興味のあるものを無理矢理抑えつけると「どこかで取り戻さなきゃ、うおー!」みたいな感じで。急にエロとは程遠いもので興奮しだしたりするかもしれない。特殊な性癖に目覚めてしまったりするかもしれないので、抑圧するよりは健全に生きる道を示してあげるのが大人の役割なんじゃないかなと思いますね。
「私が気に入らないものは目の前から全部排除しろ」というのはとても強引すぎる考え方だと思います。気に入らないものに対して「排除しろ!」って言い続けることに終わりはないですよね。終わりのない敵と永遠に闘い続ける人生になってしまいます。
そもそも少年マガジンのグラビアはド健全ですよ! 我々グラビアアイドルのイメージDVDを見たら、規制派の方々は卒倒しちゃうんじゃないでしょうか?「なんで、この娘たちはバランスボールにまたがって上下に揺れて、棒のバニラアイスを食べさせられているんですか!?不健全です!!」ってなりそうです(笑)
目に入るから少年マガジンを叩いていると思うんですけど、少年マガジンはグラビア界の中でもトップレベルのド健全な媒体ですし、少年マガジンのグラビアを「本当はやりたくないです……脱がされてます……」って嫌々やっているグラドルはいないと思いますよ。
そもそも少年マガジンのグラビアを飾れないグラドルの方が大多数ですからね。海外でのレースクイーン廃止もそうですけど、グラドルとかレースクイーンになりたくてその仕事に就いている人たちを軽視している気がします。その人たちの仕事にかける思いはどこへいくんでしょうか?
その人たちが仕事を失ったら何か保証してくれるのかっていうと、きっとそうじゃないですよね。「私が気に入らないものを排除してスッキリしたい!はい、次は何を排除しようかな」ってしてるだけなんじゃないかなあ。
人の仕事を奪うって、そんな簡単にしていいことじゃないです。保証もできないのに自分が不快だからってだけでワーワー言い出して、他人の夢や生活を潰して、「あとは知~らねっ」っていうのは無責任だと思いますよ。
雑誌の表紙はグラビアアイドルの夢
私は週刊少年マガジンのグラビアを飾っていた優香さんや乙葉さん、イエローキャブ軍団、ミスマガジンさんたちを見て「エロいなぁ、女体っていいなぁ、グラドルになりたい!雑誌の表紙になりたい!」と思ってこの世界に入りました。私の夢だった週刊少年マガジンのグラビアを奪わないで欲しいのです。女性を性として見ている! 女性の性を商品化している! って意見もありますが、それだと男性の少年アイドルはどうなってしまうんだろう? みんな上半身裸だったりとか、半裸で女性誌の表紙を飾ったりとか。それは問題ないのですかね? それと週刊少年マガジンの件がどう違うのか分からないです。
キレイなもの、美しいもの、エッチなものに興奮するのは男性も女性も一緒です。それをお互いが納得の出来る範囲で表現すればいい。本人が「やりたくないけどやらされていました」と訴えていたなら、その子に対しては問題ですけど、大多数はそういう仕事がしたくてその世界に入っているわけで。それの一体何が問題なのか不思議です。
私の「週刊少年マガジンのグラビアを飾る」という夢は叶わなかったですけど、私の後輩たちはまだまだ頑張っているんです。みんなマガジンやヤンジャン、週プレの表紙になりたいって夢を描きながら日々努力を重ねているので、そうした後輩たちの夢を潰すような行動をしたくないですよね。
私自身も週プレの表紙になるために15年頑張ってきました。雑誌の表紙にはそれだけの原動力になり得る力があります。批判している人たちにも何か夢があったと思うし、今もあるかもしれません。その夢へ続く道を規制されたらショックですよね?
自分が気に食わないから「規制しろ」と言うだけじゃなくて、その背景にあるものだったりとか、それを目標にして頑張っている子たちの気持ちをもっと汲み取って欲しいなあと思います。
「みんな違って、みんないい」という“金子みすゞイズム”を大事にして生きていきたいですね。
体型管理はグラドルの宿命
ここ1・2年、鍋二郎パーティーや鈴木咲マッマの美味しいご飯を食べ過ぎて、久々に体重計に乗ったらなんと6kgも増量してしまいました……!!!!グラビアの仕事をガッツリやっていた頃はダイエットをしたことがなかったというか、貧乏すぎてあまり食べてなかったんですよね(笑)
お金がなくてずっと乾燥わかめを戻してポン酢かけて食べたりとか、ファンの方からいただいた乾麺のパスタとパスタソースを1日1食とかそんな感じだったので、ダイエットを気にしたことがなくて。
元々、甘いものはあまり食べないし、おやつはさきイカとか鮭とばなのであんまり太らなかったんです。
最近タレントとしての方向転換だったりで水着になるお仕事をやっていなかったんですが、体型は見られてないとどんどん緩んでくるんだなというのが目に見えてわかりました……。
グラビアアイドルを名乗っているのに水着になれない体型でいるプロ意識のなさを反省して、さすがに痩せようと思って。必死で食生活を改善したりして何とか3kg落とすことができました! いつでも水着になれるプロポーションを維持してこそのグラビアアイドルですね。
ダイエットには筋トレが大事なのですが、日頃の運動不足がたたって“筋トレする筋肉がない”状態です。なので、基礎筋力を鍛えるために空手をやっていた時代に使っていたアンクルウエイトを再び購入しました。原点回帰で近所の散歩や家事の時に装着しています。
常にウエイトをつけておくと、お風呂に入るときに外したとき「オラ、体が軽くなった!」ってドラゴンボールの孫悟空の気分が味わえるのでオススメですよ!(笑)
食事制限とアンクルウエイトでダイエットを乗り切りたいと思います!
倉持由香 今月のベストショット
グレーおぱんつ好きな人~? pic.twitter.com/DZuYngnEce
- 倉持由香@ グラドル自画撮り部部長 (@yukakuramoti) August 14, 2019
ラスベガスで買ってきたヴィクトリアシークレットのグレーのおパンツなんですけど、レースとかよりもグレーのほうが人気なんじゃないかなって。シンプルでいいですよね。汗ジミとか作りたいですもんね。
グレーの部分が濡れて濃くなっていくのがとても好きなんですよ。グレーっていいですよね。ライトグレーを水分で濃いグレーにしたい。1.7万人がいいねしているから、グレーのおパンツはきっと人気なんだろうと思います。
Twitterのフォロワーが40万になりました。インスタも26万を超えました!インスタはずっと増えなくて1万ぐらいが続いていたんですが、藤田ニコルちゃんから「尻を載せていけばいいじゃん!タピオカとか載せなくていいよ」ってアドバイスをもらって、ひたすら尻を載せ続ける「シリスタグラム」にしたらフォロワーさんが急激に伸びました。やっぱり何かに特化するのが大事ですね。みんなと同じタピオカを載せても埋もれちゃうので、自分らしいものをガンガン伸ばしていこうと思います。
グラドル自画撮り部 今月のベストショット
一花美沙クン
チラ見せ。#グラドル自画撮り部 #グラドル自撮り部 #拡散希望 #今日のミサパイ #いつもありがとう pic.twitter.com/2rDDW6IRWc
- 一花美沙(いちみさ) (@ichibanamisa) August 30, 2019
お会いしたことはないんですけど、ランジェリーを黒いハイネックでたくしあげて。寝っ転がって押し倒しているかのようなカットがいいですね。押し倒されているかもしれないけど顔がちょっと挑発的で、押し倒させているのよみたいな。「やれんのかお前!?」みたいな挑発されている感じがすごくいいです。
たくしあげはロマンですよね。この下着がいいですよね。黒レースで下地がついているのかな。ベージュでちょっと透けているかのように見える。この下着とタートルネックの組み合わせがとてもエチエチですね。
高杉杏クン
やってみたかったハッシュタグ!#グラドル自画撮り部 pic.twitter.com/SWLgjYDtTC
- 高杉 杏 (@ann_e2dive) August 28, 2019
「やってみたかったハッシュタグ」って書いてあるから新人さんなのかな? USA感のある水着で。イヤホンのコードが消えてる! ワイヤレスになってる!(笑)とんでもないものがイヤホンホルダーになってるなと。ただのバストアップの写真だけよりも一癖あると「おっ!」となりますね。本人が意識したのか分からないですけどいいですね。おっぱいがあるから自然に挟まってしまったのかもしれないし。
秋本ひまりクン
フォロワー様が1,000人にありがとうございます
- 秋本ひまり(@akimotohimari) August 30, 2019
この業界に入ってまだ2ヶ月程ですが、こうやって1日1日応援してくださる方が増えていくことが素直に嬉しいです。まだ発表していないお仕事もあるので楽しみにしててください!これからもよろしくです#グラドル自画撮り部 #グラドル自撮り部 pic.twitter.com/EJry0J4rmq
多分、新人さんですね。「この業界に入ってまだ2ヶ月程ですが、こうやって1日1日応援してくださる方が増えていくことが素直に嬉しいです」地道な活動が大切ですよね。こうやって新人の女の子が自画撮り部のタグを使ってフォロワーを増やす活動をしてくれているのが嬉しいですね。そしてきっとひまりちゃんも雑誌の表紙に憧れてグラビアアイドル業界に入ってくれたと思うので。引退する子がいれば入って来る子もいるので次に繋がる活動をしていきたいですね。
仲村まひろクン
バトンの回転の流れを止めないことが大切ですの。#くるくる動画 #仲村まひろ#バトントワリング #アクロバトン動画 #グラドル特技部#10秒グラビア #グラドル自画撮り部 #リアライズ #競泳水着が需要あると聞いて #競泳 pic.twitter.com/xq56HYRzY9
- 仲村まひろ (@mahironakamura) August 30, 2019
競泳水着でバトントワリングをする動画がとてもシュール。バトントワリングがめちゃめちゃうまい。部活とかでやってたのかな。エロさと自分の特技を生かしていていいですね。最後に腕を開いた時の脇のラインがいい(笑)バトンをやっている子って体を動かしているからしなやかで、脇のラインから首にかけてのラインがとてもなだらかでステキ。あと背筋も使うから背中がキレイですね。やっぱり運動って大事だなって思います。
橋本ひかりクン
下乳ブルマ#グラドル自画撮り部#らぶりつください pic.twitter.com/0pn1kaGyNI
- 橋本ひかり法学部グラドル (@hikari_fr) August 29, 2019
下乳ブルマ。下乳が丸見えの体操服ですね。こんなエッチな体操着があるとは。体育の授業で走ったらすぐにずり上がっちゃうやつです。何も運動できない体操服、いいですね。そしてブルマの下に黒パンストを履くという不思議な組み合わせをしているんですけど、これはこれでエッチなんじゃないか。なんなら初めて見たかもしれないですけど、この組み合わせはすごいですね。
楠木杏奈クン
今からお昼ですね。
- 楠木杏奈 (アンジー) (@angie_kusunoki) September 5, 2019
ランチにしますか?それとも...#人妻風 #10秒グラビア #グラドル自画撮り部 #らぶりつください #アンジー pic.twitter.com/NhlLAjsZTd
普通の私服から「ランチにしますか?それとも下乳?」っていう(笑)私服の状態からたくし上げたら下乳! とんでもない下着を着てるなって感じでいいですよね。ランチってことは昼間ですよ! 昼間からこんな下乳動画だなんていいですね、元気が出ますね(笑)
今月のMVPは樹さくらクン
びしょ濡れ
- 樹さくら4thDVD9月27発売 (@sakura______itk) August 28, 2019
体操服 ブルマ 下着→@prdtrt_shop #グラドル自画撮り部 pic.twitter.com/bZ6MWtltwY
先月からの連続MVPで樹さくらちゃんに決定!
背景をぼかしているから自宅のお風呂だと思うんですけど、これがエッロくて。衣装はうしじまいい肉さんがプロデュースしているプレデターラットの極小三角水着と超々ローライズだと思います。ギリッギリのローライズとブルマ。このローライズの下げ感とブルマをさらに履いて下げるバランスが最高ですね。ここがいい。お腹の縦筋とくびれの美しさ。でもおっぱいは適度以上にある。いい体をしてますね。そしてツインテールの濡れ感と銀縁眼鏡。色んなフェチを入れた感じで。
樹ちゃんは自宅でいっぱい撮ってるんですよね。衣装着てメイクしてわざわざシャワーで濡らして自宅でセルフタイマーでずっと撮ってるのかな。後ろを見るとシャンプーの数がめっちゃ多いんですよ。一人暮らしにしてはシャンプーの量が多すぎるような…? なんて妄想をふくらませるのも楽しいです。
グラビアが好きなのが伝わってくるのがいいなと思いますね。自分でここまで衣装を選んで、自宅でここまでロケーションを作って撮影するのはすごいです。
倉持由香からのお知らせ
プロデュースしていくe-sportsチーム「G-STAR Gaming」が東京ゲームショウにてお披露目になりました! チームメンバーはこの11人です。
【G-STAR Gaming/メンバー紹介】
野々宮ミカ
出身:千葉県
生年月日:1992/8/13
サイズ:T157・B88・W60・H88
趣味:ゲーム、サバゲー、車
特技:北京語
Twitter:https://twitter.com/nonomiyamika
藤井える
出身:神奈川県
生年月日:1999/7/28
サイズ:T157・B82・W56・H80
趣味:バスケットボール、キャンドル集め
特技:サーフィン、スノーボード
Twitter:https://twitter.com/fujielu
IRENE
出身:神奈川県
生年月日:1995/2/8
サイズ:T170
趣味 : つまみ作り
特技:似顔絵
Twitter:https://twitter.com/erpy2828
夏乃さやか
出身:千葉県
生年月日:1999/10/25
サイズ:T163・B80・W61・H83
趣味 : 舞台・ミュージカル鑑賞
特技:ソフトテニス
Twitter:https://twitter.com/_kano_sayaka
上田魅来
出身:熊本県
生年月日:2002/5/20
サイズ:T157・B84・W61・H86
趣味 : バスケットボール、スケボー
特技:お菓子作り
Twitter:https://twitter.com/mi5ra2i0
芦澤佳純
出身:福島県
生年月日:1993/5/10
サイズ:T150・B72・W59・H82
趣味:ヒトカラ、脱出ゲーム、クレーンゲーム
特技:ナレーション
Twitter:https://twitter.com/kasumi_ashizawa
小島瑠那
出身:千葉県
生年月日:1994/10/31
サイズ:T161・B84・W61・H86
趣味 : 愛犬と遊ぶこと
特技:ホルン
Twitter:https://twitter.com/runa_kojima
天鳥志乃
出身:埼玉県
生年月日:1991/12/21
サイズ:T150・B80・W60・H85
趣味 : アニメ、マンガ、ホラー映画鑑賞
特技:早寝早起き
Twitter:https://twitter.com/shino_amatori
本郷詩苑
出身:石川県
生年月日:1998/7/14
サイズ:T158・B80・W65・H85
趣味:DIY、カラオケ
特技:洋服リメイク(染色)
Twitter:https://twitter.com/Shi_chaaanxx
日向はな
出身:東京都
生年月日:1997/9/3
サイズ:T153・ B91・W58・H88
趣味:一人でバッティングセンター行くこと
特技:イラスト
Twitter:https://twitter.com/mayonakanopo
GOOSE
出身:アメリカ
生年月日:1992/11/24
サイズ:T175・B90・W65・H95
趣味 : カラオケ
特技:フラフープしながらゲーム
Twitter:https://twitter.com/gooseyhoops
100名以上のオーディション参加者から11人に絞りました。先月コラムに書いた、面接をバックレた子から「日付間違えてました!すみません」って連絡が来たので、改めて面接を組んだんですけど、それもバックレられてしまいました!(笑)こんなことあるんですね……!面接をする側の大変さが改めて感じられました。
選んだメンバーには「挨拶はしっかり」「遅刻、バックレはしない」という所からしっかり指導し、これからチームとして成長して行ければと思っています。皆様どうぞ応援よろしくお願いいたします!