クールビズはじまる 脱炭素・省エネ対策も
暑い日の仕事を涼しく乗り切ろうと、栃木県内の行政や企業では5月から涼しい服装で仕事に取り組むクールビズが始まりました
栃木県庁の気候変動対策課です。県では温暖化対策の一環として室温を適正に保つため多くの職員が室温に適した服装としてネクタイやジャケットを身に着けずポロシャツなどの軽装で業務にあたっています。県は今年3月末、県内の温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け具体的な施策をまとめたロードマップを策定しました。
まずは2030年までに温室効果ガスの排出量を50%削減することを目標としていて県民や企業に身近なところから始められるクールビズへの協力を呼び掛けています。気象庁が今年2月に発表した「夏の天候の見通し」によりますと今年の夏も全国的に暖かい空気に覆われやすく暑い日が続く予想でより一層、クールビズへの対応が求められます。
県では、例年10月31日までだったクールビズの期間を今年は11月以降も各自の判断で実施することにしています。