ドラマや映画で活躍中の若手女優・原菜乃華

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この春、高校を卒業した8名の"最後の制服"姿を卒業前に撮り下ろし。女優、アイドル、インフルエンサー、声優、お天気キャスター、ギャルモデル、キックボクサー、それぞれのジャンルで活躍する彼女たちに学生時代の思い出や卒業後の目標などについて語ってもらった。

今回は、ドラマ『真犯人フラグ』で主人公の娘役を演じて話題となった若手女優、原 菜乃華。高校時代もドラマや映画に多数出演し、作中での可愛らしい制服姿も印象的だ。

【画像】若手女優、原菜乃華の制服姿

「この3年間は芸能の道で頑張っていこうと覚悟を決めてお仕事をさせていただき、自分にとってはすごく充実した高校生活でした。学生のうちに制服を着ていろいろな役をやりたいと思っていたので、その夢が叶ったことがすごくうれしいです」

高校1年生の頃は、友達とカラオケや制服ディズニーなど高校生活を満喫。仕事面は順調だったものの、2年生になってからはコロナ禍で学校行事がほぼ中止に。

「仕事とコロナ禍で思い出をつくりづらい時期でした。友達とビデオ通話を5時間つなぎっぱなしでレポートを完成させたり、友達と売店に行ったりした何気ないことが記憶に残っています。売店に20個限定の肉まんが売られることがあったんですけど、授業が終わったらダッシュで買いに行ってました(笑)。1回だけ買うことができて、おいしくいただきましたね。数量限定のいちご大福とかもあったんですよ!」

高校を卒業し、この春は『ナンバMG5』(フジテレビ系)と『村井の恋』(TBS系)の連続ドラマ2本に出演中。卒業後の目標は?

「18歳になって撮影の時間制限が伸びて作品に集中できる時間も増えるので、お芝居を全力で頑張ってもっと好きになれたらいいなって思います。学生の役だけでなく、職業系の役とか幅広い役に挑戦していきたいですね。学業がなくなる分、演じる役柄についての資料を集めたりして惜しみなく作品に時間を使えるので、それもすごく楽しみです」

6歳の頃から芸能界で活躍し、お芝居に対する思いは強くなるばかり。努力家でなんでもこなしそうに見えるが、苦手なこともあるという。

「運動が全然できないんですよ。例えばバスケットボールのシーンがあったとして、できないのは目に見えているので、せめてドリブルだけでもできるようになりたいです。特に走ることが苦手で......。"進まないもも上げ"って言われます(笑)。カッコ良く走れるようになりたいですね。今までは特技を聞かれても『目薬を一発で確実に目の中に入れることができます』くらいしか言えなくて(笑)。卒業後は、ちゃんとした特技を作りたいなと思っています!」

(スタイリング/米丸友子 ヘア&メイク/馬場麻子)

●原菜乃華(はら・なのか)
2003年8月26日生まれ 東京都出身 身長161cm
○放送中のドラマ『村井の恋』(TBS系、毎週火曜深夜24:58〜)、ドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系、毎週水曜22:00〜)に出演中。
公式Instagram【@nanoka_hara_official】

取材・文/釣本知子 撮影/持田 薫