足尾の植樹に役立てて 西部生コンがNPOに寄付金
江戸時代から昭和にかけて栄えた栃木県日光市の足尾銅山の影響で荒廃してしまった森林を復活させようと植樹活動を行っているNPO法人に27日、地元のコンクリート業者が寄付金を贈呈しました。
NPO法人「足尾に緑を育てる会」に寄付金を贈呈したのは、日光市に本社を置く「西部生コン」です。平野一昭社長が秋野峯徳会長に現金20万円の目録を手渡しました。
西部生コンは2020年11月に持続可能な社会を目指す県の取り組みに登録していて、その一環で去年から足尾銅山の植樹活動に寄付金を贈っています。寄付金の額は、工事現場で余ったり返品されたりしたコンクリートの量に応じて決めていて、会社ではこれらを減らす取り組みに力を入れています。