「よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」そんな言葉を残したのは、哲学者・ソクラテスです。じつは、彼の妻は世界3大悪妻の1人に数えられるほど。そのため、ソクラテスの命日である4月27日は「悪妻の日」に制定されているんです。今回はESSE読者236人に、「私って悪妻かも!?」と自負するおもしろエピソードをこっそり教えてもらいました。

こんな私は悪妻?家族には言えない妻たちのおもしろエピソード

家族が知らないみんなの秘密をこっそり暴露していただきました。その中でもいちばん多かったのが、甘いものに関するお話です!

<写真>最大のタブーは「元彼と食事」

●私だけの甘〜いひととき

「家族に内緒でコンビニの新作スイーツを食べています」(愛知県・33歳)

「いただき物のお菓子をこっそり独り占めしていることです。夫は職場でもらった小さなお菓子でも、私や娘に分けてくれるのに、私は自分が食べたいお菓子は一人で食べきってしまうので、ひどい妻だなと思います」(東京都・32歳)

「オーガニックのお高めのドライフルーツを買って、オーガニックコーヒーと一人時間を楽しんでいます…」(鹿児島県・40歳)

「ごはんをつくりながら、ピエールマルコリーニやゴディバのチョコをつまんでいます」(東京都・35歳)

「私以外の家族は料理をしないので、食器棚の下の方にチョコレートを隠しています」(山梨県・38歳)

高級チョコのほかにも、自分用にスイーツのお取り寄せをしたり、少しお高いワインを調味料の棚に隠して、こっそりひとりで飲んでいるという人もいました。みんなと味わうからこそのおいしさもあるけれど、ひとりでゆっくり味わう楽しみってやめられませんよね。

●家事をこっそり休憩して…。私だけのプチ贅沢

「専業主婦なのに秘密でウーバーイーツをとってます」(大阪府・34歳)

「テレワークの夫が出社する日は密かにフードデリバリーでラクしています」(東京都・33歳)

「夫が仕事のとき、子どもを連れて友人とランチしちゃいます!」(愛知県・35歳)

「一人でスタバへ行きます。スタバカードでは自動チャージされるように設定しており、その請求先は夫名義のクレカ(家計用として私が持っているもの)です。月2000円前後の息抜きなのでいいかな〜と思っています」(千葉県・36歳)

「平日に仕事が休みの日、自分の時間も取れないほど家事に勤しんでいた様に見せかけて、昼食は少しお高めのハンバーガーをテイクアウトし、昼寝もしっかりしています」(愛知県・34歳)

●ひとりになれる時間ってすごく大事

「在宅勤務の仕事終わりに、ファミレスで生ビールを1杯こっそり飲むのが楽しみのひとつです」(神奈川県・46歳)

「たまに1人で夜中にネットカフェへ行っています。お茶を飲みながらゆっくり過ごしたくて」(大阪府・56歳)

「ホットペッパー、じゃらんのポイントを使って平日の子どもが帰ってくるまでの間、一人で岩盤浴や日帰り温泉に行っています」(滋賀県・41歳)

ひとりの時間を上手に確保してリフレッシュすることで、家族との時間を穏やかに過ごせるのだったら、これもアリですね。

●美容にかけるお金は夫にナイショ!

「夫は1000円カット&ドラッグストアのシャンプーを使っていますが、私は表参道の美容院でカット・カラー・トリートメント・ヘッドスパ。シャンプー類も美容院専売のものを隠して使っています」(神奈川県・51歳)

「結婚して子どもが産まれた後に体型が気になり、夫に内緒で30万くらいする補正下着を買いました」(高知県・44歳)

「私のヨガ費用、ひと月1万ぐらいと言っていますがじつは倍」(神奈川県・52歳)

「夫に内緒でエステに行ってます」(静岡県・55歳)

ほかにも化粧品やファッションにかける費用についても、夫が金額の実態を把握していないケースが多かったです。そのまま言わないでおくことが夫婦円満の秘訣かも…!?

●キッチン用品はプライスレス!?

「夫に言わずに家電のランクを上げています。ただのミキサーだよといいつつバイタミックス買ったり、オーブンレンジのビストロは最上位機種です…」(静岡県・34歳)

キッチン家電はいいものを使うと、時短になったりお料理のレベルも格段にアップするので、夫も恩恵を受けられますしね。内緒で…といいつつも、家族にとっては結果的にプラスになると考えている人もいました。

●夫の知らない妻の課金事情

「占いに課金しています。お気に入りの占い師さん、本当によく当たるので…」(神奈川県・46歳)

「スマホの漫画のアプリを無料の分だけ使っていると言っていますが、じつはかなり課金しています」(群馬県・39歳)

占いや漫画以外にも、ゲームや民間資格の取得に夫には内緒で課金しているという人もいました。

●妻の心を支える推しの存在

「推しのブルーレイを買い、こっそり楽しんでいましたが、最近ファンクラブにも入りました! もちろん夫には内緒です」(大阪・37歳)

「最近、推しのライブに何度も行っています。チケット代は1万程度で月1回くらい」(東京都・37歳)

「推しのサイン会に当選したくて同じCDを3枚買ってしまいました」(千葉県・51歳)

どんなに忙しくても、推しの映画やドラマ、TVは欠かさずチェックしたり、写真集や、グッズをこっそり買ったり、舞台を見に出かけている人も。推し活に熱心な主婦が増えている様子です。

「安室ちゃんやB'zのDVDセット(割と高額)を購入しました。が、まだどちらも真剣に見る時間がなく、すべて見終わっていないことです…。一人で集中して見たいけど、タイミングがありません」(北海道・40歳)

「町田啓太さんが大好き。対面キッチンで家事をしながらいつもTVerやYouTubeで町田啓太さんを見てます。夫が話しかけてくると内心『うるさいな』と思ってしまってごめん」(東京都・46歳)

●夫には言えない妻のヒミツの妄想

「子育てから解放されたら自分の趣味を謳歌する妄想を常日頃しています。友達と海外旅行やヨガやフラダンスを習ったり…」(兵庫県・34歳)

「不倫のドラマなどを見るのが楽しすぎる。妄想で恋愛しまくりです」(滋賀県・38歳)

家事や子育てに追われているときでも、自分の世界にひたることで、現実の苦労を乗りきっていけそうです。

●ドキドキ、ハラハラ…。ちょっとスリルな行動をとる主婦たち

「友達と会うと言って、元彼と食事したことが数回あります…」(埼玉県・31歳)

「夫には内緒で競馬をしています」(福岡県・30歳)

「夫の手帳やSNSを隠れてチェックしています」(北海道・29歳)

「夫のスマホの暗証番号を子どもがそっと見えるときがあるようで、スパイのように教えてくれます。一年に一度くらいのメールをチェックし怪しい行動がないか確認。それを露骨には追求しませんが、少しずつ吐きだして、相手がオロオロし、最後にガツン! と釘を刺してます。悪妻度、半端ないですよね」(富山県・52歳)

●Twitterに本音を吐き出している

「Twitterの非公開アカウントで旦那の悪口を言ってました。吐口がないとやってられん」(東京都・44歳)

「過去ですが、産後うつのせいか夫への苛立ちが止まらず、Twitterに旦那の愚痴を書きまくっていました」(埼玉県・35歳)

心にため込んだ感情も、けっこう文字に書き起こすとスッキリするもの。SNSなどで発信することで、同じような悩みを持つ主婦たちと気持ちを共感し合えたり励まし合えてよかったという人もいました。

●思わず書いてしまった夫の悪口を見られるハメに…

「妊娠が発覚した当初、バカ正直に母子手帳に夫への不平不満を書き込んでしまいました。産休をとるタイミングや子どもが生まれてから注射を打つときなど、その都度、必ず提出する大事なものという認識がなく、けっこうな本音を書きつづってしまったので、病院の看護師さんなどに、妊娠が判明したときの心境を書いたページを読まれているかもと思うとめちゃめちゃ恥ずかしいです」(東京都・29歳)

●育児は夫と二人三脚。睡眠時間はしっかり確保!

「育児をしている私。仕事から帰ってきた旦那がごはんづくりを手伝い、食器洗いから洗濯までしてくれます。最近は子どもの夜泣き対応もやってくれます。赤ちゃんをあやす夫を横目に、眠すぎて二度寝しています」(福井県・28歳)

育児に休暇はありませんから、借りられる手は全部借りて、産後の体をしっかり休めていきましょう。

どんな家庭にも多かれ少なかれなにかしら問題はあるものです。けれど、女性が心身ともに元気にしているおうちは、なんだかんだで家族みんなが明るくいられるような印象を受けました。悪妻と良妻って、じつは紙一重なのかもしれませんね。