売上高9.7億円で過去最高 栃木SC21年度決算
サッカーJ2栃木SCの運営会社は25日、2021年度決算を発表しました。売上高は新型コロナウイルスの影響を受けた前年度から14.6%増え、9億7800万円と過去最高となり8期連続の黒字となりました。
栃木SCの運営会社、栃木サッカークラブが発表した去年2月から今年1月までの決算によりますと、売上高は約9億7800万円、総費用は約9億6500万円で、当期純利益は前年度に比べて4.4%増えて1930万円でした。
19年度まで堅調に推移した売上高は20年度、新型コロナの影響でマイナスに転じ、支出を抑えてかろうじて黒字を確保しました。21年度も緊急事態宣言やまん延防止措置で多くの制限がありましたが、ホームゲーム21試合を全て実施することができました。カンセキスタジアムとちぎができた効果によって入場者数が増えたこと、スポンサー収入がコロナ前の水準近くまで回復したことを黒字達成の大きな理由に挙げました。