ブルガリアの駐日大使が26日、栃木県の福田富一知事を表敬訪問し、地域の観光交流などについて意見を交わしました。 

県庁を訪れたのは、マリエタ・アラバジエヴァ駐日ブルガリア共和国特命全権大使です。マリエタ大使は日本との友好関係を深めようと全国を巡ってブルガリアをPRしていて、26日は福田知事と栃木県とブルガリアとの交流について意見を交わしました。

マリエタ大使は宇都宮市を訪れたのは今回が初めてということですが、日光市は何度か訪れていると話しました。その上で、大きな山がある点や自動車部品の生産が盛んな点などブルガリアと栃木県には共通点がたくさんあると親近感を示しました。 

また、ブルガリアにはハチミツやハーブ、ワインなどの名産品があるとして、イベントなどでお互いの名産品をPRしたいと今後の交流に期待しました。 

観光のほかにも講演会や大学間の交流など文化や教育での連携にも関心を寄せていて、福田知事は「栃木県の学生たちに世界のことを伝えてほしい」と交流に積極的な姿勢をみせていました。