メーデーイベント 働く人の環境へ理解を
雇用の維持や社会の安定を訴える、労働者のための祭典、栃木県メーデー中央大会が23日、宇都宮市で開かれました。会場近くでは労働団体などによるバザーも開かれ大会関係者やまちゆく人たちが交流を深めました。
この催しは労働者の地位向上を目指す県メーデー中央大会に合わせて県労働者福祉協議会が開いています。会場となった宇都宮市のオリオン通りには県内で活動する労働組合や協同組合などがブースを出展しました。このうち自動車総連のブースでは子どもたち向けに段ボールなどでできるミニカーの手作り体験が行われました。
イベントは、訪れた人にさまざまな環境で働く人たちへ理解を深めてもらう狙いがあり、膠原病友の会のブースでは、患者が手作りしたアクセサリーが販売されました。視覚障がいのある人が自分の持ち物を区別できるよう取り付けるものだということです。