新型コロナウイルスについて栃木県内の1週間の感染状況をまとめました。

4月14日から20日までに県内で新型コロナウイルスに感染した人は4,089人でした。重複などによる取り下げ分は含んでいません。前の週から406人減り、およそ1カ月ぶりに前の週を下回りました。

年齢別に見ますと最も多かったのが10歳未満の1110人、次いで10代が912人、そして30代の785人となっていて子どもたちの間で感染が広まるのに伴って親世代での感染者数も増加傾向となっています。

20日現在の療養者数は6,583人で入院している人は112人、このうち重症は1人です。全体の9割に当たる6,047人が自宅療養となっています。

県内の死者数の推移です。この1週間で6人が亡くなりました。

クラスターは8件確認されました。幼児教育施設と保育施設で4件、小学校と習い事施設で1件ずつと教育現場での発生が多くなっています

県の警戒度レベルでは前の週と比べて「病床使用率」の項目が下から2番目の範囲に下がりました。そのほかの項目でも前の週より数値が改善しています

最後にワクチン接種率です。19日現在で栃木県の3回目のワクチン接種率は47.79%、最も進んでいるのは山口県で56.75%となっています。