独自のアイデアで作業効率や品質向上など産業の現場で高い成果を収めた人たちに贈られる「創意工夫功労者賞」の表彰式が21日、栃木県庁で行われました。

科学技術の向上とその大切さをより多くの人に知ってもらおうと文部科学省が定めている「科学技術週間」に合わせて行われていて、今年は文部科学大臣表彰を7人、県の創意工夫功労者賞を22人が受賞しました。

 

表彰式で県産業労働観光部の辻真夫部長が「新型コロナウイルスなどの影響で県内企業の経営が悪化している中、ものづくり県とちぎの生産性の向上などに貢献していただき感謝している」とあいさつしました。

 

これに対し受賞者を代表して、ゴルフカートの技術を応用して無人で部品を運べるカートを考案した日産自動車栃木工場の池永覚さんが「若手へ改善することの良さを伝えていきたい」と、さらなる活躍を誓いました。