去年2月に大型の商業施設が閉店し、地域のにぎわいへの影響が心配されていた栃木県のJR小山駅前の跡地に20日、ホームセンターがオープンしました。

JR小山駅東口にオープンしたのは、「ジョイホン小山駅前店」です。関東にホームセンターを出店する茨城県の「ジョイフル本田」が立ち上げた新ブランドの1号店で、客に親しまれている略称をそのまま店名に使用しています。 

環境への配慮などからジョイフル本田として初めて居抜き物件を活用していて、41年間営業し去年閉店したイトーヨーカドーの頃の外装や間取りを生かした店舗づくりとなっています。 

駅前に初出店ということで、郊外にある他の店舗との違いは駅の利用者向けに生鮮食品を扱うテナントを迎え入れたほか、コロナ禍で人気が高まっているガーデニングやアウトドアなどの商品スペースを大きく割いているのが特長です。 

ホームセンターならではの手芸などの趣味やペットコーナーも充実させていて、ジョイフル本田では必要なものを買うだけでなく、思わず遊びに訪れたくなるような売り場づくりを徹底しているということです。