栃木県日光市の鬼怒川温泉で、宿泊施設の新入社員がひと味違った研修を受けています。

新入社員が受けている研修は、地元の観光ガイドと街を歩いて温泉の歴史や街並みを学ぶものです。日光市観光協会鬼怒川・川治支部が鬼怒川温泉にある25の宿泊施設の新入社員を対象に行っています。 

新入社員は鬼怒川温泉に来て間もない県外からの人が多く、新人であっても客からとっさに観光施設の場所などを質問されるケースがあるため、「地域をじかに知ろう」とこの研修が生まれました。案内するのはガイド歴10年の沼尾幸子さん。歴史と伝統ある温泉街を体験談も交えながら説明します。 

19日は老舗ホテル「あさや」の新入社員7人が研修を受けましたが、20日までの延べ4日間で合わせて50人が研修を受ける予定です。