宇都宮市は地域経済に貢献し成長性の高い企業を「リーディング企業」として認定し、補助金の要件緩和など企業活動を支援しています。市内でリーディング企業となった5つの企業に19日、認定証が交付されました。 

宇都宮市のリーディング企業の認定事業は、市内に本社を置く売上高5億円以上の企業を対象に市が2019年度から始めたものです。認定条件は県外の事業所への販売額が全体の50%以上、県内の事業所からの仕入れ額が全体の30%以上などで、市は認定した企業に補助金の要件緩和などの支援を行うことで成長を促し地域活性化を図ります。 

今回認定されたのは東京・浅草の浅草寺をはじめ、寺社仏閣向けの金属屋根で国内トップシェアを誇る「カナメ」や、創業110年を超え「レモン牛乳」などの乳製品を製造している「針谷乳業」など5社です。 

認定式で佐藤栄一市長は「他の企業の目標となる企業として、市の経済発展に力を貸してほしい」と、さらなる発展を期待しました。