大型連休など学校給食のない時期に消費量が減る牛乳の消費を促そうと栃木県内の金融機関が酪農業を応援する運動を始めました。

生乳の生産量本州1位を誇る県内の酪農業の支援に乗り出したのは栃木銀行です。この日は黒本淳之介頭取が自ら牛乳を飲んでPRしました。

春は生乳の生産量が増える時期ですが、これから大型連休を迎え学校給食がなくなるほか、新型コロナの影響で業務用の需要が十分には回復しておらず、供給過剰が続いています。

栃銀ではキャンペーンを通して地場産業である酪農業を応援しようと県牛乳普及協会と協力して県内56の店舗内にポスターを張り出します。また、宇都宮市の本部に勤務する約350人の職員を対象にヨーグルトなど乳製品の詰め合わせを2種類発売したところ366セットの予約があったということです。