緊急消防援助隊栃木県大隊に感謝状 静岡・熱海土石流で救助活動
去年7月に静岡県熱海市で発生し26人が死亡した土石流災害で、現地で救助活動に当たった栃木県内の消防に対して15日、国から感謝状などが贈られました。
金子総務大臣から感謝状を贈られたのは、県内合わせて12の消防局や消防本部で組織する緊急消防援助隊栃木県大隊です。
栃木市のホテルで伝達式が行われ、代表して宇都宮市消防局の山崎久消防長が県消防防災課の星野弘光課長から感謝状を受け取りました。
それぞれの消防本部には消防庁の内藤長官から賞状が贈られました。
緊急消防援助隊は1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに都道府県単位で組織され、大規模災害が発生したときに国からの要請を受けて出動します。
熱海市の土石流災害で、栃木県大隊は7月19日から25日までの7日間、合わせて225人が行方不明者の捜索や救助活動に当たったということです。