特殊詐欺被害を防ごう 年金支給日に広報活動
年金支給日の15日、特殊詐欺の被害を防ぐため警察とプロバスケットボール「宇都宮ブレックス」のマスコットなどが宇都宮市内の金融機関で注意を呼び掛けました。
宇都宮市岩曽町の栃木銀行宇都宮北支店では警察や銀行の職員など約20人が集まり、利用者に啓発用チラシやマスクなどを配りました。
首都圏では特殊詐欺の手口の一つ、還付金詐欺の被害が急増していて、県警などが啓発ポスターを作り県内の金融機関に掲示しています。
県警によりますと、県内の特殊詐欺事件の認知件数は今年3月末現在で39件、被害額は約5740万円に上ります。
年金支給日の前後を狙って犯人グループからのアポ電が増える傾向にあることから、不審な電話と感じたら通報や周囲に相談してほしいとしています。