今夏の参議院議員選挙について立憲民主党県連は15日、臨時幹事会を開き、栃木選挙区での擁立に向けて調整を進めていた税理士の板倉京氏(55)を候補予定者に正式決定し、会見を開きました。

神奈川県出身の板倉氏は成城大学文芸学部、名城大学大学院を経て保険会社勤務、その後税理士となりました。

東京都在住で複数の会社の代表取締役などを務めています。立憲民主党に15日付で入党し、栃木県連の副代表に就任、党本部への公認申請も行いました。選挙への立候補は初めてで今後、県内に住む予定です。

板倉氏は栃木選挙区を選んだ理由について以前、仕事でつながりがあり、栃木県のもつポテンシャルにもったいなさを感じたからとしています。

税理士という仕事でこれまで感じてきた日本経済が停滞していることへの不安を払しょくするため、出馬を決めたということです。

立憲民主党県連は参院選に向けて候補者を公募していましたが決まらず、党本部への応募者から選ぶ方針に切り替えていました。

参院選を巡っては、板倉氏のほかに、3回目の当選を目指す自民党現職の上野通子氏(63)、NHK受信料を支払わない国民を守る党の高橋眞佐子氏(56)、日本共産党の元佐野市議会議員の岡村恵子氏(68)が立候補を予定しています。