コンセプトカフェ「メイドカフェ&バー MOET PARTY-萌えパ-」(ツイッターより)

写真拡大

東京・秋葉原の飲食店「メイドカフェ&バー MOET PARTY-萌えパ-(以下 萌えパ)」は2022年4月13日、店長によるツイッターでの不適切な投稿を謝罪した。店長は解雇するという。

店長の「たまき」さんは、店の公式アカウントで、特定のツイッターユーザーを貶めるような投稿を行っていた。

「今まで女の子から相手にされてこなかった臭がプンプンするW」

発端は新人キャスト・みなみさんが、一般のツイッターユーザーに営業メッセージを送ったこと。メッセージを受け取ったユーザーは、内容に苦言を呈す形で、みなみさんの申し出を断った。

みなみさんは11日朝4時ごろ、「本当に悲しい」とユーザーを名指しし、上記のようなやり取りの一部をスクリーンショットで公開した。

営業を受けたユーザーは、みなみさんの主張に反論する形でやりとりの続きを公開した。初対面にも関わらず、「ルイ13世」という高級ブランデーもしくはそれに準ずるドリンクを頼むよう要求されたという。

店長のたまきさんは一般ユーザーの投稿に対し、店のアカウントで次のようなリプライを送った。

「今まで女の子から相手にさてれてこなかった臭がプンプンするW ちょっと可愛そうだからみんな相手にしてあげてW」(原文ママ)

ツイッターでは「客のことをバカにしてる」「行きたくなくなる」といった批判の声が寄せられた。

たまき店長を解雇

こうした事態を受け「萌えパ」は同日昼過ぎ、「この度はご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」と一般ユーザーと客に謝罪した。

「この度、MOET PARTYの公式Twitterにおいて不適切な発言があり、お客様はじめ皆様にご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした」

さらに今回の事態を「大変重く受け止めている」として、対応に専念するため店の営業を11日から12日の間、停止した。

当該ツイートを行ったスタッフやキャストについては「日ごろの指導を怠っていた私たち経営陣の責任です」と述べる。投稿については「目についたら不快にさせてしまうツイート」だとして削除した。

営業を再開した13日には、店長のたまきさんを解雇すると発表した。

「この度、店長たまきによる不適切なツイートがありキャスト、運営による話し合いを行った結果、本日を持ちまして店長たまきを解雇とする運びとなりました。この度はたくさんの方々を不快な気持ちにさせてしまい心よりお詫び申し上げます」

営業メッセージを送ったみなみさんは同日も出勤予定だと伝えていた。