『NAMBATTLE2 ~愛~』開票結果発表、センターは大逆転で川上千尋が戴冠

2022年3月27日 22時37分

NMB48の27thシングルの表題曲選抜メンバーの座をかけ、ファン投票が行われた「NAMBATTLE2 ~愛~」。

3月2日には、NMB48劇場で中間発表イベントが行われ、キャプテンの小嶋花梨が8901票を集め、暫定1位に。2位に上西怜、3位に川上千尋と続いていた。そして3月27日、いよいよ長き戦いが決する『NAMBATTLE2 ～がむしゃらにならなNMBちゃうやろっ！～[愛]開票イベント』がロームシアター京都にて開催された。

初披露となる26thシングル『恋と愛のその間には』とカップリングの『ジャンジャン』を披露し、そのまま『ホンマにサンキュー』『ササササイコー!』『虹の作り方』とノンストップの5曲でロケットスタートとなった、『NAMBATTLE2 ～がむしゃらにならなNMBちゃうやろっ！～[愛]開票イベント』。

MCパートではメンバーが口々に「やりきった！」との言葉を口にし、その長き激闘をうかがわせた。続けてTeamBⅡ研究生のパフォーマンスが続き、いよいよ順位が決する結果発表へ。

まずは24位～15位のアンダーガールズが発表されると、感謝の言葉の中にもやはり悔しさが滲む。

14位～4位の発表では、14位となった新澤菜央が「公約として“あざといデジタル写真集”を出したいので…、出版社の方よろしくお願いいたします！」と沸かせ、TeamBⅡから10位となった隅野和奏は「NMB48の顔になるのが夢です！」と力強く語った。

惜しくも6位となった山本望叶は、「めっちゃ悔しいです！ちょっと！」と“望叶節”をさく裂させ、同じく悔しい5位となった渋谷凪咲は、花束を受け取り「5位の香りがします」と会場を笑いで包んだ。

そしていよいよTOP4の発表。

4位、安部若菜は「ホンマにサンキューです！」と曲タイトルになぞらえコメントし、3位に上西怜の名が読み上げられると、中間発表からランキングを一つ落とす結果にどよめきが。このどよめきがさらに大きなものとなったのは、2位の発表。

下馬評でも1位予想の声が強く、中間発表でも1位となっていた小嶋花梨の名が2位発表で呼ばれ、最終的に1位センターの座を手にしたのは、暫定3位からの大逆転をやってのけた川上千尋の頭上に輝いた。

「ありがとうございます！みなさんの愛というボールが私の心のキャッチャーミットにストライクを入れました！」と笑いを誘いつつも、「今回のシングル、みなさん私に任せてください！」と力強く喜びをかみしめた川上。センターの座以外にも、王者の証である川上専用のゴールデンマイクが贈られた。

「最後に一曲、私たちからみなさんへ感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」と『ありがとう』が選曲され、『NAMBATTLE2 ～がむしゃらにならなNMBちゃうやろっ！～[愛]開票イベント』は幕を閉じた。

1位となった川上はイベント後記者団に対し、「夢みたいだなって思っています。1位になりたいとは言っていたけど、まさかなれるとは思っていなかったので」「これからNMB48を背負って行ける人になれるように頑張っていきたいと思います」と語り、27thシングルについては「NMB48 感のある曲だと嬉しいです。MVは物語性があって、選抜の子たちの個性が出る作品になれば」とした。

そして川上の強みでもある“阪神愛”に関しては、開幕3連敗という厳しい戦況にコメントが求められると、「でも私が1位になったので、阪神も1位間違いなしだと思います！」「私自身もベテランと言われているので、糸井嘉男選手が活躍してくれたら、チームの士気も上がるし、流れもできると思います。糸井選手に期待しています！」と自身の立ち位置や、今回の逆転首位奪取にあわせるという見事なタイムリーコメントで沸かせ、今後のNMB48飛躍にも期待を持たせた。

開票結果　27thシングル選抜

1位 (中間3位)TeamM 川上千尋 21,462票

2位 (中間1位)TeamN 小嶋花梨 17,613票

3位 (中間2位)TeamM 上西怜 17,057票

4位 (中間5位)TeamM 安部若菜 12,717票

5位 (中間6位)TeamN 渋谷凪咲 11,973票

6位 (中間7位)TeamN 山本望叶 11,667票

7位 (中間4位)TeamN 貞野遥香 11,342票

8位 (中間14位)TeamM 前田令子 10,543票

9位 (中間8位)TeamN 泉綾乃 10,262票

10位 (中間15位)TeamBⅡ研究生隅野和奏 10,253票

11位 (中間11位)TeamN 加藤夕夏 9,477票