昨年のBCフィリー&メアターフを制したラヴズオンリーユー (c)netkeiba.com

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 現地時間10日、アメリカのサンタアニタパーク競馬場で米年度代表表彰・エクリプス賞の授賞式が行われ、日本のラヴズオンリーユー(牝6、栗東・矢作芳人厩舎)が同賞の最優秀芝牝馬を受賞した。

 ラヴズオンリーユーは父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母の父Storm Catという血統。馬主はDMMドリームクラブ。

 昨年のブリーダーズカップ(以下BC)フィリー&メアターフを制し、日本調教馬初のBC制覇の偉業を勝ち取った。G1はその他、2019年のオークス(GI)、昨年のQE2世C・香港C(ともに香G1)を制している。1月30日に引退式が行われ、今後はノーザンファームで繁殖馬となる予定。通算成績は16戦8勝。

 なお、僚馬で昨年のBCディスタフ(米G1)を制したマルシュロレーヌ(牝6)も、最優秀ダート古牝馬部門で最終候補にノミネートされていたが、こちらはレトルスカ(Letruska、牝6、米・F.グティエレス厩舎)が受賞。惜しくも日本調教馬によるダブル受賞はならなかった。

※各馬の馬齢は今年時点