「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“信頼していた男の部屋に行った夜、起きてしまったコト”に“生粋の学習院育ちのお嬢様が、大学生活で感じた“無自覚の悪意””から“異様なほどに何でも当てる占い師”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
「32歳年上の、信頼できる大人の男」だと思ってたのに…。彼の部屋に行った夜、起きてしまったコト

遅刻しても毎回「待ってるね」と優しく言ってくれた彼の声が、今日は冷たかった。

「母さんと父さん、大阪に帰ったよ。今日で何回目の遅刻だと思ってるの?さすがに、両親が来た日くらいはちゃんとしてよ…」
「本当にごめん!でも、目覚ましもかけてたの。昨日も早く寝たんだけどね」
「…俺の両親に会いたくなかったんだろ」

すると「違うの!」と激しく否定する私の声をさえぎって、彼は吐き捨てるようにこう言ったのだ。

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★第2位
ゴミ箱に、ハリー・ウィンストンの紙袋。送り主を知った女が、婚約者と暮らす部屋を飛び出した理由

「なにか隠していることがあるんじゃない?」

美津は、中身の入っていないハリー・ウィンストンの紙袋を、大介に突きつけた。

昨日大介は、連絡なく一晩帰ってこなかったのだ。そんなことは、これまで一度だってなかった。

きっと彼は浮気をしていて、相手の女にハリー・ウィンストンのアクセサリーをプレゼントしたのだろう。美津はそう勘繰っていた。

― プロポーズしてくれたばかりなのに、裏切ったの?そんなの許せないわ。全部白状させる。

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★第3位
「もしかして嫌がらせされてる?」生粋の学習院育ちのお嬢様が、大学生活で感じた“無自覚の悪意”

「松野さんって、小学校から大学まで学習院なんだって?やっぱり皇室の方とも知り合いなの?ご実家もきっとお金持ちなんだろうなぁ」
「いえいえ、別にお金持ちじゃないですよー!遠くからお見かけするくらいです」

今までの人生で、何十回も何百回も聞かれた質問だ。しかし、社会人4年目を迎えた今となっては、微笑みとともにこうして適当にかわすことができるようになっていた。

― こうやってうまく振る舞えるようになったのは、大学時代の苦い経験があるからだわ…。

今となっては、恭子はあの苦い経験にも感謝できるようになっていた。

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★第4位
「これって一種のパワハラ!?」結婚式当日に、花嫁が義母に言われた恐ろしい言葉とは

結婚式会場と挙式スタイルという重要な要素は、サチ子の希望を聞き入れている。愛する将暉のためとは言え、好みではない和髪を強いられたことで、私の我慢は、限界に達した。

あえてムッとした表情で、私は、思いを伝える。

「わかりました。色打掛は、選び直します。でも髪型は、和髪も素敵ですが、私の髪だと自前で結うには、長さが足りないですし…。洋髪にしたいです」

「自前で和髪を結う人なんて少ないわ、かつらを被るのよ。それに、素敵とかそういう問題じゃなくて、1番格式が高い髪型が、文金高島田なの!春乃さんって、常識がないのね」

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★第5位
異様なほどに何でも当てる占い師。誰も予想できなかった、彼女の本当の姿

東大出身の女なんて、みんな不細工だと思っていた。

だって、学生時代はどうせ勉強しかしていないんでしょ?メイクとかファッションとか恋愛とか。そういうもの全部かなぐり捨てて。私には考えられない。

ちなみに、数学を受験科目にすると顔面偏差値が落ちる。これは、私の唱える持論だ。私立より国立、文系より理系のほうが、あか抜けていない。東大の工学部なんて、その最たるもの。

…だから、あの女に出会ったときは衝撃だった。あとから東大の工学部出身と知って、ショックでしばらく動けなかった。

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