お小遣い制の専業主婦がブランドバッグを買おうとした時の夫の反応


「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“幸せに浸る女がゴミ箱から見つけてしまったあるモノ”に“3年前にフラれた彼氏が連絡をしてきた最低な理由”から“お小遣い制の専業主婦がブランドバッグを買おうとした時の夫の反応”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
プロポーズの4日後。幸せに浸る女がゴミ箱から見つけてしまったあるモノとは…

正直、大介からのプロポーズは何度か想像したことがあった。しかし想像するたびに美津は、約束される「平凡な未来」に退屈さを感じていた。

― だから意外だわ。こんな気持ちになるなんて。

自分を一生愛しぬいてくれる存在がいる。そのことは、意外にも簡単に気分を高揚させた。これまでの恋愛とは比較にならないくらい、ひとつ深いフェーズに到達したような気がした。

― 守くんに、ちゃんと言わなくちゃ。

大介からのプロポーズを受け止めた美津は、今やすっかり心変わりしていた。守と別れて大介にきちんと向き合おうと、決意したのだった。

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★第2位
Age33〜分岐点の女たち〜:結婚間近の29歳女。彼が約束より早く家に来て、衝撃的な告白を…

― はあ、雄介ったら今日もイケメン。3年付き合っても見飽きることのない、このカッコよさよ…。

男性アナウンサーのように端正で清潔感のある顔立ちに、180cmの長身。昨年の冬にジルサンダーで購入したという黒いウールコートに身を包み、首にはカシミヤ素材のマフラーを巻いている。

「さ、雄介。そこは寒いから早く上がって…」
「ごめん、梨沙子」

しゃがみ込んでスリッパを並べていた私は、突然言われた予想外の言葉に顔を上げた。次の瞬間、雄介の短い黒髪が、私の鼻先をかすめる。気づけば彼は、玄関のたたきに額をこすりつけて土下座していた。

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★第3位
3年前にフラれた彼氏から、突然の連絡。いきなりメッセージを送ってきたのは、最低な理由からだった…

「みなさん、ありがとうございました!」

ステージの上でスポットライトに照らされていた演出家が、堂々とおじぎをしている。

彼の名は、盛丘啓太。…ちなみに、3年前まで同棲していた元カレだ。私がフラれて別れることになったが、しばらく啓太のことを忘れられずにいた。

拍手喝采の余韻が冷めきらない劇場から出て、駅へ向かって歩き出そうとすると、背後から声が聞こえた。

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★第4位
マウンティング・ポリス:未婚の37歳友人に「結婚してなくて可哀想」と言い放つ女。しかし、実は夫と…

僕の名は一条元(はじめ)、通称・ジェームズ。日本人の父とドイツ人の母を持つハーフだ。

両親の教育方針で、学生時代をNYで過ごした。大人になって日本に帰国したあとは、代々続く家業のかたわら、学生時代に立ち上げたIT関連会社の経営にも携わっている。

そんな僕が、なぜ“マウンティング・ポリス”と呼ばれるようになったのか?

それには、キッカケとなる出来事があったんだ…。

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★第5位
“お小遣い制”の35歳、豊洲住まいの専業主婦。ブランドバッグを買おうとしたら、夫が意外な反応を…

20代のころ、Wish Listに入れていたバッグたち。読者モデルのママたちがバッグを持ってニッコリと微笑む画を見て、佳帆はいつも同じことを思う。

― この値段のバッグ、みんなどうやって手に入れているの?

佳帆のお小遣いは月3万円。電車で10分の銀座は、もう何年も行っていない。

― 仕事を辞めなければ違ったのかしら…。

佳帆は初めて夫と大ゲンカした、数年前の春を思い出していた。

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