5日に飼育員3人がトラに襲われけがをした事故があった那須サファリパークは獣舎内にカメラを増やすなどの再発防止策を講じ、28日から営業を再開すると発表しました。

今回の事故を受けて那須サファリパークでは改善策として獣舎内のカメラを増やすといった施設の改修を行うほか、飼育手順や緊急時のマニュアルを見直し安全面をより重視した内容に改訂したということです。

これらの再発防止策を講じた上で施設は28日から営業を再開すると発表しました。

ベンガルトラのボルタはこれまで通り展示するということです。

施設では社内外で構成したメンバーで安全委員会を設置して事故原因を分析し「トラを収容するときと出すときに定められた手順と違いがあったこと」「トラに麻酔をかける前に救出に入ったこと」の2点を挙げています。