「カッコウ」フォントワークス株式会社は、新書体「カッコウ」の提供を開始した。「てんとう虫」や「筑紫Cヴィンテージ明朝」に続く“2021年秋の新書体”の第3弾。「フォントワークスLETS」や「学生向けフォントワークスLETS」の契約中の会員であれば、追加費用を必要とせずに利用できる。「カッコウ」は、書体デザイナー/グラフィックデザイナーでNPO法人日本タイポグラフィー協会会員の神田友美氏によって制作された。神田氏は、これまでにFONT1000の「TA-椿」や「TA-桜」、株式会社モリサワの「エコー(TypeBank)」や「オーブ(TypeBank)」などをデザインしている。神田氏は、「フォントワークスLETS」に搭載されている人気書体「つばめ」を手掛けたデザイナーでもあり、今回の「カッコウ」は「つばめ」のゴシック版の風合い。字形によって字面のサイズ感が異なり、幅広の文字や背高の文字などがあり、文章を組むと“コロコロとした可愛らしい表情”を見せる。「カッコウ」は、まるで和やかに語りかけるような雰囲気もあり、“普段着の生活”にぴったりのナチュラルなデザイン。OpenType形式のフォント(Std版)と、Windowsのみで利用できるTrueType形式のフォントが提供されている。「カッコウ」文字サンプルフォントワークス株式会社
URL:https://fontworks.co.jp/
2021/12/08