2台の機器からの映像を合成して同時に配信できるHDMIキャプチャー「USB-CVHDUVC5」

2021年12月8日 13時30分

使用イメージサンワサプライ株式会社は、HDMIキャプチャーの新製品として「USB-CVHDUVC5」を発売した。ビデオカメラやデジタルカメラなど、2台の機器からの映像を同時に配信できるようになる製品。USBバスパワー接続式で、WindowsとmacOSに両対応している（ビデオキャプチャーソフト/ライブ配信用ソフトを用いる場合はmacOSに対応しないこともあり）。標準価格は55,000円（本体 50,000円＋税10%）。本製品は、UVC（USB Video Class）に対応。接続したHDMI出力機器を、Webカメラとして認識できる。接続した2台のビデオカメラやパソコンの映像をノートパソコンに入力し、2台の映像を同時に配信することが可能。1つの映像にもう1つの映像を重ねて表示したり、2つの映像を並べて表示したり、2つの映像を瞬時に切り替えたりできる。Windowsパソコンに接続することで、2つの映像を重ねる「PinP表示」から小さい方の映像の背景を透明化し、クロマキー合成できることも大きな魅力。動画配信やオンラインでのプレゼンテーションなどに幅広く役立つ。この利用方法では、ソフトウェアのダウンロードと、クロマキースクリーンを自前で用意することが必要。また、ゲーム機と接続してプレイ映像を取り込むこともできるため、ゲーム実況にも役立つ。映像出力は、最大1,920×1,080（60p）のHDMIパススルー。映像入力端子はHDMI×2で、マイク入力には3.5mmステレオミニジャックの音声出力端子を使用する。2つのHDMI入力音声とマイク入力音声を個別で切り替える「音声MIX」にも対応した。USBインターフェイスは最大60WのUSB PD対応で、本製品経由でもパソコンの充電が可能。本体の両側面に1/4インチのネジ穴が用意されており、三脚などに取り付けて使うこともできる。本体サイズは134.6（幅）×18.4（高さ）×63.7（奥行）mm、重量は約172gで、製品にはUSB A to Cケーブル、USB Type-Cケーブル、HDMIケーブルが付属。