茨城県行方市Webサイトのリニューアル茨城県行方市のWebサイトで、2021年12月からUD(ユニバーサルデザイン)フォントが導入されている。株式会社モリサワのフォントが採用されており、見出しやタブやボタンなどを「UD新ゴ」、本文を「UDデジタル教科書体」でデザイン。年齢や障害の有無、個々の能力差などに関わらず、多くの人々が利用しやすいWebサイトを目指している。行方市では、2017年から市の広報誌、2019年から職員PCの環境で、UDフォントを採用してきた。より多くの人々が市民や市からの文字情報を正しく取得できるように環境を構築。そして今回、新たに市のWebサイトでもUDフォントが活用されることとなった。「UD新ゴ」は、駅名表示やサインや成分表や取扱説明書など、多くの印刷物で使われてきた「新ゴ」をユニバーサルデザイン化したフォント。馴染みのある文字という特徴はそのままに、幅広い層の人々に認識しやすく、さまざまな画面の大きさでも分かりやすい。「UDデジタル教科書体」は、書き方の方向や点・はらいの形状を保ちながらも太さの強弱を抑えた教科書体であることが特徴。ロービジョン(弱視)やディスレクシア(読み書き障害)に配慮したデザインだ。行方市では、今後もさまざまなシーンで「UDフォント」を活用する動きをさらに強化していく予定。「誰一人取り残さない情報発信」と「情報のユニバーサルデザイン化」の実現を目指す。「UD新ゴ」のデザインの特徴茨城県行方市
URL:https://www.city.namegata.ibaraki.jp/
2021/12/06