クロード・モネ「セーヌ河の日没、冬」1880年
油彩/カンヴァス ポーラ美術館ポーラ美術館は、2022年3月30日(水)まで開催中の展覧会「モネ−光のなかに」の関連イベントとして、「マジック・アワー 〜モネと歩く夕暮れ〜」を実施する。2021年12月1日(水)〜12月25日(土)の期間限定のホリデー特別企画。“夕暮れ時”の照明でクロード・モネ(1840〜1926年)の作品を鑑賞できる。建築家の中山英之氏が会場構成を手掛けた「モネ−光のなかに」展では、戸外にカンバスを持ち出して描いたモネの作品を見せる理想的な環境として、「自然光に限りなく近い質の光で空間を満たす」というコンセプトの展示が繰り広げられている。通常はこの展覧会の照明は、日中の光(モネが終の住処を構えたパリ郊外・ジヴェルニーの朝9:00頃の明るさ)と同等に設定されているが、特別企画の「マジック・アワー 〜モネと歩く夕暮れ〜」では“夕暮れ時の光”で作品の鑑賞が可能。12:00〜16:00の毎時00分の1日5回、各3分間だけ照明が切り替わる。展示中の「セーヌ河の日没、冬」(1880年)、「エトルタの夕焼け」(1885年)、「国会議事堂、バラ色のシンフォニー」(1900年)、「ルーアン大聖堂」などは、いずれも夕刻に描かれた作品。今回の特別企画を通して、画家が見た光景を追体験できる。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年12月1日(水)〜12月25日(土)
※「モネ−光のなかに」展は2022年3月30日(水)まで開催■開催場所:
ポーラ美術館 展示室3
神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭1285■問い合わせ先:
公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館
tel. 0460-84-2111
url. https://www.polamuseum.or.jp/