榎本マリコ個展「もりのなか・In the Woods」2021年11月29日(月)から12月6日(月)まで、オルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて、榎本マリコ氏の個展「もりのなか・In the Woods」が開催されている。主催はアートプロジェクトプロデュース集団の「WATOWA GALLERY」。榎本氏は、本展から「WATOWA GALLERY」の所属アーティストとなる。1982年生まれで東京都在住の榎本マリコ氏は、日本画家であった曽祖父の影響もあり、幼い頃から絵のある環境で育った。ファッションを学んだ後に独学で絵を描きはじめ、個展やグループ展で、植物や動物などに顔を覆われた人物のアクリル画を中心に発表。チョ・ナムジュ氏の小説「82年生まれ、キム・ジヨン」(筑摩書房)の装画や、川上未映子氏の連載小説「黄色い家」(読売新聞)の挿絵などを手掛けたことでも知られている。本展では、これまで匿名の人物を描いてきた榎本氏が、初めて実の娘たちをモデルに描いた新シリーズを発表。森をイメージして描かれており、最も近い存在の娘をモデルに起用することで絵画に“温かさ”が吹き込まれた。そのほか、同氏の代名詞とも言えるポートレートに幅広いモチーフを組み合わせた作品群が展示される。観覧料には自身で金額を決定する“ドネーションシステム”が採用されており、500円〜。12月2日(木)は無料で観覧できる。来場は事前予約制。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認榎本マリコ個展「もりのなか・In the Woods」■期間:
2021年11月29日(月)〜12月6日(月)■開催場所:
elephant STUDIO
東京都渋谷区渋谷2-7-4■問い合わせ先:
WATOWA GALLERY
url. http://www.watowa.jp/