ジラルディーノ、バッジョに次ぐペース 中堅クラブで“セリエA通算100得点”達成した猛者
パレルモ、トリノと中堅クラブで計254試合。今もトリノでプレイを続けるイタリア代表FWアンドレア・ベロッティがセリエA通算100得点を達成した。
ベロッティにはこれまで何度もビッグクラブ移籍案が噂されてきたが、トリノでのプレイは2015年から6年も続いている。もっと早い段階でステップアップするかと思われたものの、気付けばベロッティも27歳だ。
27歳でセリエA通算100得点はなかなかのペースだ。1980年以降の記録で見ると、ベロッティより早くセリエA通算100得点を達成したイタリア人FWはアルベルト・ジラルディーノとロベルト・バッジョのみ(データは『Opta』より)。
トリノに加入してからも毎シーズン二桁得点を達成しており、今季も開幕から6試合に出場して2得点と悪くない立ち上がりだ。ビッグクラブでプレイする姿を待ち望んでいるファンも多いだろうが、ベロッティのキャリアはどうなっていくのか。
セリエAで100得点も奪ったストライカーがチャンピオンズリーグを経験していないのは寂しく、もう中堅クラブでのアピールは十分だろう。