即捨てるべき家の死蔵品あるある。5年使わない布団、タグの文字が消えた下着…
洋服や子どものオモチャは、新しく買うことはあっても、古いものは捨てられずそのままになりがち。結果、どんどん増えていって収納しきれなくなってしまう…。収納スペースが限られている場合はとくに、ものの要不要の判断が大事です。
そこで、整理収納アドバイザーの中山真由美さんに、“即捨てリスト”を提案してもらいました。いらないものを見極めて、上手に捨てられるコツを学んでいきましょう。
使わないものなどは清く処分!
クローゼットなどの大型収納は、たっぷり入るからと、ついいろんなものをため込みがち。とくに洋服は、もったいない、いつか着るから…と、しまい込んだまま忘れているものもあるのでは? リストに沿って、不要品を発掘していきましょう。
存在を忘れているものはいらない
チェックポイントは「端と奥」。
「クローゼットの端や引き出しの奥など、普段見ない場所を見て、『これなに?』と思ったものは即捨てしてOK」
<捨てコツ>
資源ゴミまたは可燃ゴミとして処分。
手間やスペースを考え即処分
来客用や予備にもっていても、5年未使用なら、この先使う可能性は限りなく低いもの。
「手入れの手間やスペースの問題を考えたら、この機会に思いきって即捨てしましょう!」
<捨てコツ>
自治体の指示に従って処分を。
使用頻度で見きわめて
古くなってもなかなか捨てにくい下着類。
「捨てどきは、品質表示のタグを確認。文字が薄くなったり、タグが切れかかっていたら捨てて」
<捨てコツ>
紙袋などに入れ、中身が見えないように処分。
強度が弱いものは捨ててOK
強度の弱いあき箱、紙袋は全捨て!
「気に入っているものも、紙袋は大中小各3枚程度に。あき箱も、すぐ使うもの以外はすべて不要」
<捨てコツ>
資源ゴミまたは可燃ゴミとして処分を。
上限の枚数を決めるのも手
「片方だけ、つま先やかかとが薄い、ゴムが伸びた、素材が傷んでいるものは即捨て!」
さらに、もつ枚数を決めて古い順に間引いても。
<捨てコツ>
可燃ゴミとして処分。
「いつか使う」日は来ない!
「3年放置したら、その後もほぼ使いません。ウエアも流行があるので、着ないなら手放して」
使用していないなら、3年未満で処分してもOK。
<捨てコツ>
大きさや材質によって、自治体の捨てコツ指示に従って処分を。
子どものものとはいえ、勝手に捨ててしまうのはNG。親子で一緒にいるいらないを決めて、上手に手放していきましょう。
子どもに自ら判断させて
子どもと、よく使う(1軍)、たまに使う(2軍)、滅多に使わない(3軍)に分け、使わないものから捨てて。
「子どもに選ばせるのが◎」
<捨てコツ>
分解できるものは分解し、可燃ゴミとして処分。
お気に入りを2、3個だけで十分
全部とっておきたいのは親だけ。
「子どもにお気に入り2、3個を選んでもらうか、インテリアとして飾れる分だけを残せば十分」
<捨てコツ>
紙類は可燃、素材によっては不燃ゴミへ。
クローゼットもオモチャ収納も、理想は、よく使うもの、気に入ったものがサッと手に取れること。そのためには、いらないものはサクサク処分! 使いやすい収納を目指して、早速始めてみてください。
<イラスト/tabamoe 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
整理収納アドバイザー。片づけが苦手な人に寄り添う優しい指導が人気。著書に『不要品の「捨てどき」がわかる本
』(扶桑社刊)など
そこで、整理収納アドバイザーの中山真由美さんに、“即捨てリスト”を提案してもらいました。いらないものを見極めて、上手に捨てられるコツを学んでいきましょう。
使わないものなどは清く処分!
片づけるのが面倒なクローゼット&寝室の即捨てリスト
クローゼットなどの大型収納は、たっぷり入るからと、ついいろんなものをため込みがち。とくに洋服は、もったいない、いつか着るから…と、しまい込んだまま忘れているものもあるのでは? リストに沿って、不要品を発掘していきましょう。
●【奥にしまい込んだ洋服】
存在を忘れているものはいらない
チェックポイントは「端と奥」。
「クローゼットの端や引き出しの奥など、普段見ない場所を見て、『これなに?』と思ったものは即捨てしてOK」
<捨てコツ>
資源ゴミまたは可燃ゴミとして処分。
●【5年使っていない布団・毛布・マットレス】
手間やスペースを考え即処分
来客用や予備にもっていても、5年未使用なら、この先使う可能性は限りなく低いもの。
「手入れの手間やスペースの問題を考えたら、この機会に思いきって即捨てしましょう!」
<捨てコツ>
自治体の指示に従って処分を。
●【タグの文字が消えている下着】
使用頻度で見きわめて
古くなってもなかなか捨てにくい下着類。
「捨てどきは、品質表示のタグを確認。文字が薄くなったり、タグが切れかかっていたら捨てて」
<捨てコツ>
紙袋などに入れ、中身が見えないように処分。
●【とりあえず取っておいたあき箱・紙袋】
強度が弱いものは捨ててOK
強度の弱いあき箱、紙袋は全捨て!
「気に入っているものも、紙袋は大中小各3枚程度に。あき箱も、すぐ使うもの以外はすべて不要」
<捨てコツ>
資源ゴミまたは可燃ゴミとして処分を。
●【傷んでいる靴下】
上限の枚数を決めるのも手
「片方だけ、つま先やかかとが薄い、ゴムが伸びた、素材が傷んでいるものは即捨て!」
さらに、もつ枚数を決めて古い順に間引いても。
<捨てコツ>
可燃ゴミとして処分。
●【3年以上使っていない運動グッズ】
「いつか使う」日は来ない!
「3年放置したら、その後もほぼ使いません。ウエアも流行があるので、着ないなら手放して」
使用していないなら、3年未満で処分してもOK。
<捨てコツ>
大きさや材質によって、自治体の捨てコツ指示に従って処分を。
手をつけづらい子ども部屋の即捨てリスト
子どものものとはいえ、勝手に捨ててしまうのはNG。親子で一緒にいるいらないを決めて、上手に手放していきましょう。
●【ほとんど使わない3軍のオモチャ】
子どもに自ら判断させて
子どもと、よく使う(1軍)、たまに使う(2軍)、滅多に使わない(3軍)に分け、使わないものから捨てて。
「子どもに選ばせるのが◎」
<捨てコツ>
分解できるものは分解し、可燃ゴミとして処分。
●【飾って満足した工作など】
お気に入りを2、3個だけで十分
全部とっておきたいのは親だけ。
「子どもにお気に入り2、3個を選んでもらうか、インテリアとして飾れる分だけを残せば十分」
<捨てコツ>
紙類は可燃、素材によっては不燃ゴミへ。
クローゼットもオモチャ収納も、理想は、よく使うもの、気に入ったものがサッと手に取れること。そのためには、いらないものはサクサク処分! 使いやすい収納を目指して、早速始めてみてください。
<イラスト/tabamoe 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【中山真由美さん】
整理収納アドバイザー。片づけが苦手な人に寄り添う優しい指導が人気。著書に『不要品の「捨てどき」がわかる本
』(扶桑社刊)など