秋になったとはいえ、日によってはまだまだ暑いことも。なるべく火を使わずに一品がつくれると助かりますよね。
また、季節の変わり目でお疲れ気味の体には、免疫力をアップしてくれる食材を取り入れたいもの。
今回は料理研究家の藤井恵さんに、材料を切って和えるだけで完成する、おしゃれな「免疫力アップごはん」を教えてもらいました。

「酢」×「βカロテン」で疲労回復



サーモンのピンクとパプリカの赤。目にも鮮やかな食材で、元気をチャージ!


●サーモンと野菜のマリネ





βカロテン豊富なパプリカやトマトを使った華やかなひと皿。



【材料(4人分)】

・サーモン(刺身用のサク) 300g

・パプリカ(赤) 1個

・トマト 2個

・A[紫タマネギ(粗みじん切り)1/2個 白ワインビネガー(または酢)大さじ5 はちみつ大さじ1 塩小さじ1]

・オリーブオイル 大さじ5

・粗びきコショウ(黒) 適量

【つくり方】

(1) サーモンは7mm厚さに切り、バットに並べる。パプリカはヘタと種を除いて1cm角に切る。トマトはヘタを除いて1cm角に切る。



(2) Aを合わせて5分おき、(1)のサーモンにかける。(1)のパプリカ、トマトをのせてオリーブオイルを回しかけ、冷蔵庫で10分以上なじませる。器に盛り、コショウをふる。



[1人分372kcal]




<Point>


白ワインを主原料としてつくられた酢を使うと味に変化が。フルーティな香りとすっきりとした味わいが特徴で、サラダのドレッシングやマリネなどにおすすめです。

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人/藤井恵さん



料理研究家、管理栄養士。素材の栄養を生かした体によく、つくりやすいレシピが幅広い層に人気。近著に『藤井恵の免疫力を高めるかんたんごはん
』(家の光協会刊)など。