大規模災害によって警察署が使えなくなった場合に民間の施設を利用できるよう８日、警察と短大が協定を結びました。

協定を結んだのは栃木警察署と國學院大學栃木学園です。

８日は、栃木警察署の平野　洋行署長と國學院大學栃木学園の川福　基之理事長が協定書にサインを交わしました。

栃木警察署では庁舎が災害などで壊れてしまった場合、市内の藤岡交番、旧藤岡警察署を代わりの施設として計画しています。

一方で２０１９年の東日本台風の際栃木市では死者が１人住宅の被害がおよそ８，０００棟と広い範囲で被害が出ました。

そのため、いつ河川が氾濫しても警察署の機能が維持できるようさらなる備えとして高台にキャンパスがある國學院栃木短期大学を活用できるよう協定を結んだということです。